パート1:怖すぎるストレートなタイトル!   

   パート2:こちらに軍配!荒川静香?

 

〇あらすじ

パート1

女子高生のレーンは友人デビーの突然の死に疑問を抱き、友人たちを誘ってウィジャボードで彼女の霊を呼び出そうとする。ところが、古い亡霊ボードに眠っていた邪悪な力を呼び起こしてしまったことから思いがけない事態に陥ってしまう。

2014年製作/90分/アメリカ

パート2

欧米版こっくりさんとも呼ばれる降霊術の占いボードゲーム「ウィジャボード」を題材にしたオカルトホラー「呪い襲い殺す」の続編。娘2人にトリックを手伝わせ、客をだまして霊媒師の仕事をしているアリスは、ウィジャボードをトリックに使用しはじめたことですべてが変わり始める。末娘に異変が起き、何者かによる殺人が発生し、さらにはアリスの家にまつわるおぞましい真実が明らかになっていく。
2016年製作/99分/アメリカ
※映画.comから抜粋

 

〇感想

パート1.パート2を連続で観ました。
パート1を何度かみようとしましたが、この映画の呪いか、いつも途中で寝てしまい断念しました。

昨日は睡眠も良くとれていたのでチャレンジ!
 

ウィジャボードってホラーファンは知っていると思いますが外国版のこっくりさんです。

映画「エクソシスト」でも悪魔に憑りつかれる少女リーガンが、ウィジャボードを行っているシーンがありました。

この映画の中でも呪物の一部として取り扱っています。昭和世代なら小学生の頃に流行って、集団ヒステリーが発生し、学校側から家族宛に〝こっくりさん禁止令〟の通知文書が発行されるなんてのもありましたね。煽り

またウィジャーボードの付帯品である参加者が手を置く丸い穴が開いている板の方の穴を覗くと霊が見える!初めて知った!勉強になります。ウィジャーボードには3つのルールがあります。

1.一人ではしない事(御意、しません)

2.墓場ではしない事(御意、頼まれても、しません)

3.最後に「さよなら」と言う事(御意!!言います)

このルールを守らないととんでもない事になります。

 

オカルトな話で思い出すことがあります。

あれは、高校生の修学旅行の話です。ある男女4人組のグループの一人が「家で何かの箱を開けてしまった!」と勝手に騒いで、その箱の中の何かが修学旅行にまで付いてきてる!といような感じの事をバスの最後部座席で叫んでいました。この後、またとんでもない事になってきますが、長くなるのでまた機会がれば、、、。ドクロ

 

この「呪い襲い殺す」ってタイトルがド直球で笑えるww、ストレートやな!もっと捻りなさい!

完全にパート2の方が面白かったです。パート2は時系列が、パート1の前の話になるので、舞台は1967年です。その当時の服装、カルチャー等も同時に楽しめます。何がパート1より勝っているかというと物語自体が面白い!パート1は普通の学園ホラーな単純なストーリー展開でした。しかしパート2は、夫を事故で亡くしたシングルマザーが、生活の為にペテンの降霊術で客からお金を巻き上げようとする内容、またペテンの降霊術の種明かしもしてくれるので凄く楽しめました。更に恐怖描写もオリジナリティがあって映像も楽しめました。天井の隅に蜘のように化け物が張り付いているというのは、ホラーではあるあるな光景ですが、天井に張り付ている奴のフォルムがヤバいです。口を異常なまでに開きながら迫ってくるシーンはゾクゾクします。ww

また一番下の妹が普段は従順な良い子なのですが、ひとたび何かが憑依するとメチャ恐ろしい形相になります。それでも何となく愛らしさが残っていますが、それが反対に微妙な怖さを出しています。まるで漫画「美味しんぼ」の〝引きだし昆布〟の技法を使ったような怖さを出しています。どんなんや?!って感じる方は以下の美味しんぼアニメ版のYouTube動画をみれば理解できる?

  ↓   ↓   ↓約13分頃からみてもOK。

 

兎にも角にもパート2はけっこう拾い物でした。パート2のラストがパート1に繋がるのでパート2を十分に楽しむには、我慢してパート1も見ないといけません。メインだけ食べて、前菜はパスというような事になりかねない。海原雄山の「女将を呼んでこい!」という怒号が聞こえてきそうだ、、、。