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〇あらすじ

裕福な娘マリアンは夢にまで見た結婚パーティの日を迎え、幸せの絶頂にいた。彼女が暮らす豪邸には、結婚を祝うため政財界の名士たちが集まってくる。そんな中、近所の通りで行われていた貧富の差に対する抗議運動が暴動化し、マリアンの家も暴徒たちに襲撃されてしまう。殺戮と略奪が繰り広げられ、パーティは一転して地獄絵図と化す。マリアンは運良く難を逃れたものの、次に彼女を待ち受けていたのは軍部による武力鎮圧と戒厳令だった。
2020年製作/86分/PG12/メキシコ・フランス合作

※映画.comから抜粋

 

〇感想

この映画のポスターを見ると蛍光色のグリーンが目立つので「スピーシーズ」、「エイリアン」を連想し、そういう近未来のSFチックな内容かと思いきや、リアルなメキシコの現実を描いている。俗に言うディストピア(反ユートピア)、そんなに世の中、甘くないよ系の映画。また、この映画をみて本当に〝日本に生まれて良かった〟と感じた。(日本はユートピアだ!)
メキシコに住む、アメリカ人の富裕層である主人公マリアンを中心にストーリーが進む。しかし警察、軍隊、国家自体が腐敗し、声を上げる市民たちを暴力でねじ伏せる。
映画の中でも監禁されたマリアンは暴力とレ〇プが繰り返される。その描写も生々しく、憂鬱な気分になる。またラストも〝胸糞映画〟に新規追加するくらいに救いようのないラストでした。春の晴れた日曜日に、この映画を観ている事に感謝です。
レイティングがPG12というのは緩いのでは?

 

 

〇映画のお供

「みなとや 幽霊子育飴本舗」京都東山六道

先日のボッチ散歩で行った「みなとや 幽霊子育飴本舗」です。〝飴買い幽霊〟の元ネタとなる店です。店の人に「ここに幽霊が飴を買いに来たんですか?」と質問すると、3、4年前に移転し、少し北に上がった所が、500年続いた店があった場所だという事を教えていただきました。

 

「幽霊子育飴の由来」

ある女性が亡くなり埋葬され、数日後にその土の中から子どもの泣き声が聞こえてきたので掘り返すと、亡くなった女性が産んだ子どもであった。ちょうどそのころ、毎夜飴を買いに来る女性があったが、子どもが墓から助けられたあとは飴を買いに来なくなったので、この飴は「幽霊子育ての飴」と呼ばれるようになった。その時助けられた子どもは8歳で出家し高僧となった。

この話は「ゲゲゲの鬼太郎」の元ネタと」言われています。(知らんけど;;)

    

飴はいわゆる〝べっこう飴〟この飴の由来も同梱されている。