継続は力なりと言うけれど
1990年代くらいから始まった本格的なフィットネスブーム。
現在は24時間スポーツジム、コンビニジム、他いろいろな形態のスポーツジムが乱立している。
むかし、むかし、私が筋トレをやり始めた頃にはジムがほとんど無く、個人経営のジムが市に1件
あれば良いほうで、市が運営する体育館の隅っこに筋トレ用具があったくらいでした。
20歳頃から筋トレをやり始めましたが、近所にジムが無く、親父の倉庫を間借りして、
ベンチプレスを設置し、ホームジムで筋トレしていました。
そのうち、糸東流の空手師範が経営するジムが新設されたので、そこに通い始めました。
しかし、「気合や!気合や!」みたいな感じで基本を学べず、とりあえず通っていました。
そのうちジムの鍵を渡されて会員か、トレーナーか分からない環境で筋トレしていました。
ある時、近所に新設のジムが出来て、そのジムのオーナーが「xx君、うちのジム来たらもっと体がデカくなるで!」って言われて移籍しました。
そこのオーナーは元警察官で警察を退職し、アメリカに筋トレの武者修行に行った強者です。
ただ、仕事が忙しくて2日、3日ジムを休むと「xx君~、久しぶりやなぁ~」って怒られます。
(部活かっ!)
でも、体はみるみるうちにデカくなり、胸囲と腹囲の差が40センチ以上となりました。
胸筋の上部に力を入れるとコップが胸の上に乗ったり、左右の胸に鈴を付けてピクピクと動かし
鈴を鳴らしたり忘年会、新年会などで調子に乗っていました。
会社の人から、体がデカくなったとか、銭湯で知らないおっちゃんから「自分、ええ体してるな~」って言われるようになりました。
神戸の須磨に見せびらかしに行ったりもしていました。。。
しかし、40歳がみえる頃に腹部の横に何か違和感を感じ始めました。
そうです、浮き輪と言われる脂肪が付き始めました。
更に40代半ばから仕事が激務になり、週5回のジムペースが、週に1回、月に1回、幽霊会員(会費は払っているが、ほとんどジムに行けていない)になるくらいにジムに行けなくなりました。
それが50代半ばまで続きました。
最近はやっと時間に余裕が出てきたので、3日連続ジムに行き、1日休むというペースの分割法で
トレーニングしています。
結果、継続は力なりと言うけれど、一時期は休む事もあるが、けっして止めてはいけないという事ですよね。今は関節に負荷が掛からない方法を研究しつつ筋トレに励んでいます。
あるHPのデータによると、フィットネスクラブに入会して筋トレを始めても2か月で半数近くが
やめます。1年後も継続している割合は4%を切ります。
100人中96人はドロップアウトするんです。
、、、これが現実です。
焦らず、騒がず、ながーーーく、筋トレしていきマッスル。
※ちなみに筋トレ効果が出るのは3か月、4か月以降ですよ。7割がやめてるよね。
以上