まとまりのない話です。
AIの進化の加速が著しく、
シンギュラリティは来年にもやってくるのでは?
と、日々ニュースでも話題になっています。
その昔は楽器は全てアコースティックでした。
そこへマイクロフォンが登場し、
ピックアップから、電気楽器へと発展し、
次に大きな波としてシンセサイザーが登場。
それでも楽曲製作は
ミュージシャン、エンジニアを中心に
スタジオをメインに行われていました。
しかしながら
パソコンの普及により
DTM、DAWなどでの音楽制作が可能になり、
ついにAIによって、楽器が弾けずとも楽曲製作が可能になりました。
僕が東宝に入った1990頃は
ミュージカルの楽器はまだすべてアコースティックで、
ハープやチェレスタなども実際の楽器を使って
演奏していました。
1998年帝劇「屋根の上のヴァイオリン弾き」では
28名ものオーケストラがピットにひしめいていました。
2000年「エリザベート」ではキーボードが投入され
今までにないサウンドが入りはじめました。
そして「キンキー・ブーツ」や「ムーラン・ルージュ」などでは
サンプリングした音源を生演奏と同期させることで
演奏者の数を押さえながら、音色を増やし、
音響効果を高めることによって
迫力のあるサウンドを作っています。
音楽の概念はここ数年で激変し、
その加速度はますます上がっていきますね。
僕にはかつてギターを演奏して歌う喜びがあり、
それは生涯続くものだと信じていました。
しかしながら、
ヘパーデン結節を患い、
掌蹠膿疱症を患い、
しだいにギターを弾くことが出来なくなりました。
そして指の第2関節が動かなくなる
ブシャール結節を発症。
左の中指の第2関節は動かなくなり、
人工関節を入れる手術をしました。
この時点で、
EmもCもGも押さえられなくなり、
ギターを弾くことは出来なくなりました。
音楽を聴くことは出来ても
音楽を演奏することは出来ない。
DTMをやってみようとトライしましたが、
なかなかうまくいかず頓挫・・・
そんなやりきれない思いの中で出会ったのが
音楽生成AIでした。
昔作った出来の悪い曲をAIでカバーして、
それをはじめて聴いた時、
なんともいえない感覚になりました。
自分の曲を、自分とは違う誰かがカバーして
実際にレコーディングしているような不思議な感覚。
しかもサウンドはDTMよりも生っぽさがあり
息遣いや、コードを変える際のネックをこする音まで再現され
青春時代に作って眠っていた自分の曲を、全曲カバーしよう!
と、新しい趣味に飛びつきました。
話がそれましたが、
AIの急速な進化、それによる平和や人権侵害についての懸念には
僕もまったく異論はありません。
某国が自国の発展のみを目論んで
勝手に名称を変えて各国の協議に参加しないのも
とんでもないことだと思います。
AIによる生活の浸食は防ぐべきだと思いますが
Aiで生まれ変わった自作の曲に
愛着があることも事実です。
それを「音楽」と呼ばない意見も認めます。
なぜならいまだに僕はアコースティック・ギターの音色が
一番好きだからです。
自分が生きているうちに
これからどこまで変化するのか
その先を生きる息子たちの時代が
どうなっていくのか。