YMOのメンバーで、
日本の音楽のみならず、ファンションやカルチャーにまで
多大な影響を与えたドラマーの高橋幸宏さんがお亡くなりになりました。
小学生の頃、僕はアリスやさだまさしなど
フォーク、ニューミュージックにどっぷりつかっていた時に
兄の影響で初めて聞いたのが、
YMOの「増殖」でした。
まずメンバー3人の無数の人形が
整然と行列しているLPのジャケットが斬新で、
次に、ほぼ歌のない、魅力的で不思議なサウンドに驚き、
さらに曲間に入っていたスネークマンショーに爆笑し、
そこからYMOの虜になりました。
1983年には絶頂期の中、活動を「散開」してソロ活動に入り、
それぞれが大活躍をしました。
1993年に「再生」したYMOの音楽「テクノドン」の
斬新なサウンドにはあまり馴染めず、
以降YMOも再び休止状態に。
近年では東京オリンピックでYMOが『TOKIO』や、
高橋さんの不朽の名作『ライディーン』を演奏したら
どんなに盛り上がったかと、やきもきしたりしたこともありました。
今ではYoutubeで様々な映像が楽しめ、
あの時代のYMOの作った音楽が全く色褪せることなく
時代を先取りしていたことに改めて驚かされます。
その中に「どてらYMO」という映像がありますが、
本当に音楽を楽しんで演奏している3人の姿は
羨ましく、愛おしい!
まだまだその姿を、音楽を届けてほしかったのですが
本当に残念です。
ご冥福をお祈りいたします。