ROBOT工学系研究日米比較。 | GABRIEL's Blog

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鳩山由紀夫始め民主党がイヤ過ぎて頑張ってみた。
閲覧数万の記事は反韓・反英米右派ウケするものなので政権交代したし削除しました。

団長のエントリは表面的な歴史や宗教史やネットスラング知っているだけじゃ、読み解けないDEATH(・ω・)

BostonDynamicsは“Big Dpg”以来、暫くYouTubeで新作ROBOTの動画release出ないかとよく観察していたのですが…昨日、2ch@【ロボット】軍用四脚ロボ BigDog のヒューマノイド版 PETMAN 両腕がついて腕立て伏せまでできる(動画)他複数thread経由で知りましたw
因みに“Big Dog”とは。

とうとう、2足歩行humanoid typeへと更なる進化。
“Big Dog”から“PETMAN”になりました。


engadget日本版
動画:軍用四脚ロボ BigDog のヒューマノイド版 PETMAN、両腕を獲得
2011/10/31

「キモ怖イイ四本足ロボ」だけで通じるようになってしまった BigDog / Alphadog のメーカー Boston Dynamics は、ヒューマノイド・タイプの兄弟分 PETMAN も開発しています。続きに掲載した動画では、新たに二本の腕を獲得してパワーアップ。箱から足が生えていたプロトタイプと比較してぐっと人間に近くなり、リアルな歩行から写真のような体操、さらに腕立て伏せまでが可能になりました。

蹴られてもついて歩く荷役ロボとして設計された BigDog が非整地での走破性という実用のため生物的な動きを取り入れているのに対して、PETMAN の設計思想は人間のプロポーションと動きの再現そのもの。といっても人間の兵士に混ざって戦闘に参加するためではなく(今のところは)、軍用の化学防護服をより現実的な環境でテストするため。人間の兵士とおなじように手足を動かし歩き匍匐することで、実使用に近い負荷を防護服に与え性能を計ることが目的です。そのためPETMANはリアルな動きだけでなく、テスト状況に応じた体温・湿度・発汗(!) といった機能まで与えられる予定。

続きの動画では BigDog でもおなじみ、小突かれて転倒しないよう踏ん張る様子が観られます。これから物理的な障害・妨害への反射行動が強化され、物理的・心理的ダメージを負った状況や複数での協調・協力行動のシミュレーションなどが組み込まれてゆけば、「ガラスの向こうで白衣を着ているやつ、およびその同類の排除」が根本的解決だと思い至る日も遠くはありません。


彼の戦慄なるdebutは以下の動画。
過去にこの零細Blogでも紹介しましたが、知らない間にスッカリ再生数million超えだったとは。


日本でのROBOT研究は若干端っこを知り得ているだけですが、どうも独自研究はparts(ヒトの能力補助或いは強化)系やpartnership系に特化している傾向で、humanoidtype関連は仏国の企業のhumanoidtypeを採用して研究が進んでいるのです。

「不気味の谷」云々といった、人間の顔貌や表情に近く近くさせようという研究とか。
それはそれで面白いし、“partner”と捉えるならば近しい方がより親近感が抱けます。

財経新聞
トヨタ、介護・医療支援向けパートナーロボットを開発 2013年以降に実用化へ
2011-11-01 14:10

トヨタ自動車は1日、現在開発を進めている人の活動をサポートする「トヨタ・パートナーロボット」の一つとして、「介護・医療支援向け」の新たなロボットを開発したと発表した。

 トヨタは、すべての人が明るく楽しく生活できる社会の実現に貢献することを目指して企業活動に取り組んでおり、2007年には「パートナーロボット」開発ビジョンを発表し、人の活動をサポートすることによる新しいライフスタイルの提案として「パートナーロボット」の開発を進めている。

 「トヨタ・パートナーロボット」が社会に役立つフィールドとしては、「介護・医療支援」、「パーソナル移動支援」、「製造・ものづくり支援」、「家事支援」の4つの領域を考えており、技術開発においては、工場での重い部品の搭載・移動を容易にアシストする装置のような「人と協調する技術」、自律して動く「自動技術」、「道具を使う技術」などを念頭に取り組んでいる。

 今回は、「介護・医療支援」を目的として開発した4種類のロボットを公表した。4種類は、下肢麻痺などで歩行が不自由な方の自立歩行支援を目的に開発した「自立歩行アシスト」、「自立歩行アシスト」の技術を応用した歩行練習用の装置として開発した「歩行練習アシスト」、バランス確保が不自由な方のバランス機能練習の支援を目的に開発した「バランス練習アシスト」、大きな力を必要とし体力的負担の大きい、移乗のための介護の負担軽減を目的に開発した「移乗ケアアシスト」。

 4種類のうちいずれのロボットも、トヨタがこれまでの技術開発の中で培ってきた高速・高精度なモーター制御技術、2足歩行ロボット開発で進めてきた安定性の高い歩行制御技術やセンサー技術(使用する人の姿勢や、つかんだり挟んだりする力を感知)など、先進的な要素技術を取り入れている。

 介護・医療の現場においては、病気・ケガなどで体の不自由な人や高齢者の自立生活、および自立するためのトレーニングの支援、介護する側の体力的負担の軽減、といった面でロボットへのニーズが高いという現状を踏まえ、すべての人に移動の自由を提案するという観点から、トヨタ記念病院など医療や介護の専門機関と連携して重点的に取り組んできた。

 これらの「介護・医療支援向けパートナーロボット」の開発は、藤田保健衛生大学(愛知県豊明市)と共同で進めており、専門医療機関でのニーズをパートナーロボットの設計にフィードバックしている。

 今後も、幅広い介護・医療機関の協力のもと、実証実験などを通じて、現場の意見やアドバイスを集め、2013年以降の実用化を目指して開発を加速させていく。なお、「介護・医療支援」以外の領域においても、「パーソナル移動支援」は商業施設での実証実験、「製造・ものづくり支援」は自動車製造工程での実用稼動を行っており、「家事支援」についても研究開発を進めている。



しかしながら、日本のROBOT研究者…というより日本人がそうまでして“partner”“support”にこだわる理由何だろうかと考えると、手塚治虫原作の「鉄腕アトム」が1つの要因として考察出来るかと思います。

だがそれは果たして、本当にhumanismなのか?と非常に感じるところがあるのです。

日本のROBOTへの研究に於ける、精神分析的傾向或いは様式についての考察は続く?
個人的には“PETMAN”の進化に期待。


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