先だって久しぶりに、姫路へ仕事に行く機会があった。
スケジュールを終えた翌日、姫路城(別称・白鷺城/今年で世界文化遺産認定25周年)の天守閣に上り、最上階の窓から駅まで続く城下町を眺められた。
そちらからは、左に「ヤマトヤシキ」(今春の2月に111年の歴史に幕を下ろした)、右には「山陽百貨店」が視界に入った。…「時代の移り変わりとは、こういうものか」と感傷的になってしまった。
姫路駅の界隈で乗ったタクシーの運転手は、まるでマーケッターだった。
「昔のヤマトヤシキ・ブランドは、根強い人気があったんや、支持してくれたお客さんは、みんな高齢になったし、若いもんは駅周辺のSCや、人によっては、神戸まで買い物に行ってしまう!」と語る彼の話に頷いてしまった。
ふり返れば、この齢(?)までに、姫路城の天守閣になんと3回も上った。高校三年生の修学旅行は、東京から姫路城と小豆島コースが当時の定番だった。
2回目は、各地にある「地場産業振興センター」の全国大会が、姫路で開催(2003年の8月下旬、VMDの実践講座は私が担当)されたときの最終日に、関係者の方が、お城へと案内してくださった。…(本文冒頭より)
ストアーズレポート」2018年10月号 連載第160回「商いの実学・遊学・雑学」は、「職人と裁縫師がお届けするおいしい秋」!
◇ 販促向上のヒントソース (神無月~陽月・木の葉月)
例えば販売力・営業力研修に着眼しても、学ぶべき課題の、優先順序の見直しを必要とする企業や店舗は少なくない。教育・研修の予算が確保しづらい時代だからなおさらか…。
ギフトアドバイザーの国家試験や「骨格診断」系列の研修などを、最新のエピソードとともに深掘りする。
◇ 職人・裁縫師に学ぶプロ根性
「第80回アカデミー賞」で、衣装デザイン賞(マーク・ブリッジス氏…米国)に輝いた映画『ファントム・スレッド』の鑑賞をどうぞ!
天才的な「仕立屋」が主人公の、1950年代のオートクチュール(高級仕立て服)の世界を描いた、せつなく危ない愛とドレス制作の物語である。
主人公の一挙一動に、究極のフィッターの「使命」と「技・心得」を学べる話題作…。
【プロ販売員模試】 「職人技を高める知識・技術力 テスト」
〔 ストアーズレポート2018年10月号の主な内容 〕
《特集》 百貨店ならではの お過ごし場の創造
三越日本橋本店 / 西武池袋本店 / 東急百貨店 / 松屋銀座本店 / 立川髙島屋S.C./ 京急百貨店
《TOP INTERVIEW》 東急百貨店 代表取締役社長 大石次則 氏
多様な事業やノウハウを組み合わせ独自の「融合型リテーラー」に進化
《ストレポFORCUS》 インタビュー 三菱地所・サイモン 山中拓郎 社長
プレミアム・アウトレット拡大戦略に拍車
《実践!デジタル販促の巧技8》 シェアリングエコノミー②
大丸松坂屋百貨店「トイサブ!プレミアム」 安全で上質な知育玩具をレンタル
《蔦川敬亮の TOKYO STORE'S GUIDE 103》
上昇志向の働く女性の増加に伴い、広がる日常生活のリゾートライフ化
《渡辺林治の 奴雁 52》 日本株の見方 北海道地震と資産形成への教訓
《COLUMN》
☆金田祐吉〈商いは草の種 53〉 人口動態から見る将来像
☆三田村和彦〈平成四文字語108〉 「信頼風土」他
☆キティこうぞう〈心の健康を鍛える108〉 一読、十笑、百吸、千字、万歩
☆羽根浩之〈百聞一論〉 「ES」の業際なき融合
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