「春夏秋冬」の中で、空気がひときわ爽やかで、自然界の恵みが盛り沢山の、「神無月→(別称)神在月」がやってきた!
この頃は、五覚(視覚・触覚・味覚・嗅覚・聴覚)の働きが安定化しやすいために、郷愁や「乙女チック」な気配にまで五覚が繊細に反応しよう。
夜長のせいか、文化度や芸術性の高い象徴を恋しがる頃だ。
華やかで美しい花々にしても、秋には「ワビ・サビ」のきいた草木(例・芭蕉の葉など)へと、惹かれる傾向がある。
ところで、商いでは「五覚」が、どう働くだろうか?
五覚が捉えたものを、人々は「五感」というフィルターを通して、本能的に三大栄養素のような「必需品」と「サプリメント」的な品々とに選別して、「購買決定」へと心が動くのではないだろうか?
秋商戦もたけなわのシーズン到来だが、各地では駅前周辺の再開発やリニューアルが活発化している。
例えば、JR大阪駅を挟んだ百貨店の「春夏の陣」から、お手本とすべきエレメントは多かった。
その土地ごとの「風土」や、住民の「気質」をいかにキャッチできるか否かは永遠の課題だ!
来年のリニューアル完成に向けて、着々と計画をすすめている「阪急」と「阪神」、「浪花商人」としてのプライドを堅持すべく手を打つ「大丸」、少し距離をおいて、独自路線をまっしぐらに歩む「髙島屋」…。
そして、未来型の百貨店モデルにチャレンジしてみた「JR大阪三越伊勢丹」と、それに隣接する専門店街「ルクア」の熱気を帯びた戦いは、同業他社ばかりか、地元客からも「動向」に対して、熱い視線が注がれている。
“浪花”での商いは、各地の都心部にくらべて、メガトン級のパワーを必要としよう。
いずこでも地元客以外の、観光客・出張客・商圏外の人々を集客するために必死だ。かたや「買う側」は、「豊かな暮らし」と「充たされた生活」というスローガンでの洗礼を受けてきた。結果、景気うんぬんに関係なく、「生活の質」を後戻りさせられらない人々が増えた。
その上、「ネットショッピング」や「通販」の手軽さ、便利さも上手に活用されて追い打ちをかけているため、「リアル店舗」のスタッフのストレスはたまる一方だろう。
まずは、グルメと食欲の秋を満喫して、身体を鍛えることから、名プランを編み出していこう。
「糖質・脂質・タンパク質」をバランス良く摂取し、体調維持のために、ビタミンとミネラルも忘れないようにする。
心のリフレッシュには、秋の草花を愛でるのも良し、巨峰やマスカットなど、旬の果実の「色彩」には癒し効果もあると言われている。
10月の風情に想いをはせると、「想紫苑(おもわれしおん)」の名が浮かぶ。…「紫苑」は、薄紫色をした可愛い野草である。
見かけによらず強風に強い。倒れかけてもすぐにもどるという特性・物性を持つ「菊科」の花である。日々の商戦で、くじけそうになったら、植物園などで「紫苑」を、ながめてみるのも悪くはない。
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