◆エキスパートが年を追うごとに少なくなって…景況も悪いが、自らの実力も磨きたい! | 児玉千恵子アーカイヴ

児玉千恵子アーカイヴ

わが国に「既製服のフィッター」を誕生させたパイオニアとして知られ
VMD改善実地指導で売れるCS空間を創る「売場の庭師」とも呼ばれている
児玉千恵子アーカイヴの公式ブログ

 苦戦を強いられている、衣服業界を検証してみると、ささいなことだが、以前からずーっと気づいていることがある。
 例えば、「フィッター」関連の研修を担当したときのことだが、同じ「内容・水準」の講義で、「実演・実習」のメニューにも差異がないのに、百貨店の方々と、メーカーやブランドのスタッフとでは、反応がかなり異なることを何回か経験した。

児玉千恵子@連絡簿-日本VMD協会・オンステージ (C) DOMINANT LIMITED  理解度が高く、リアクションが強いのは、いずれか? 皆さんの推測にゆだねたい!
 その差は、普段「どれほど、衣服を販売しているか?」に起因する。
 また、百貨店プロセールス資格制度の「フィッティングアドバイザー」に合格して、バッチを胸につけておられる方でも、接客回数が少ないケースでは、免許更新までに、すでに自信をなくされていることも少なくない。
 他の課題は、服飾に関する「苦情」や「コンプレイン」「トラブル」が発生した場合、対応がきちんとできるエキスパートが、年を追うごとに少なくなってきていることだ。
 トレンド情報と、アイテムや素材知識ばかりを詰め込んだ、理論で商売をしているような環境だからだろう。
 また、自己啓発に力を注いでいるスタッフも少なくなった。
 豊富な実体験を積むか、その道の大先輩から、的確な教えを受けられるような「人材・人財」の育成が早急課題だ。
 「ストアーズレポート」で毎月お届けしている「模試」についても、こんなエピソードがある。
 というのは、「難しいから易しい内容にして…」という声を頂戴することがある。…だから、学ぶ必要性があることを分かっていないのだ。
 長年にわたって服を「売ってきた人」が、「作る人」「教える人」の実務経験から作成しているわけだから、机上の論理をお届けしてはいない。かつてのプロFAなら、75点以上はとれていたものだ。
 景況も悪いが、自らの実力も磨いて欲しい!
 チャレンジしていくうちに、自らの販売力に余裕が生まれ、業績にも貢献できるようになることをお約束しよう。
〔PHOTO: DOMINANT LIMITED〕

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