あたり一面が緑色とパステルカラーに抱かれて…!
すでに、来春(2010年)のカラーや素材提案(2月に開催された欧州テキスタイル見本市…ミラノやパリで)が発信された。
かつては、ありがたく受けとめてきた「トレンド予測」も、昨今の市況や「消費スタイル」をふまえれば、あまたの情報「その1」と、受けとめるようにしないと、またまた同質化をたどることになろう。
ふりかえってみても、「アップトレンドカラー」といえば、春にはいつも決まって「白の台頭」…と、何らかの表現で謳われてきた。
白・グレー・黒といった「無彩色」は、ロングランにわたって愛されてきた「定番カラー」だという発想に基づく「独自カラー」を、各店舗から、自信を持ってメッセージしていくことが大切だ。
冒頭にパステルカラーを記載したのは、ちょうどこの頃、自然界は、みずみずしいすべての「カラー群」で溢れかえるからだ。
そういった中で、「マイ・カラースタジオ」とか「マイ・カラーギャラリー」…といった、積極的な展開をすることで、高感度なお客さまや、もしくは“色を楽しむ”ことに不慣れな方に喜んでいただける。
近年、いずこも在庫のリスクを恐れるあまり、MD構築時にあまりにも「色」を絞りすぎている傾向がある。
「ニーズ」があるのに、売り逃しているケースが現実にはいっぱいある!
データの水面下にある、見えないエレメントを分析する商人力を養っていくことも、上期の商戦に心地よい風を吹かすだろう。
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【児玉千恵子のボディバージョン】
◆ 南のゴッドハンド 日本繊維新聞連載 No.349 4/22