2009年を寿ぐ、期待の初春商戦がスタートをきった!
業態を問わず各地の大型店では、景気の回復を祈り、商いの順調なすべり出しを願って、豪華な福袋や縁起物を競い合っている。
話題となっているあまたの逸品の中には、880万(8という数字は、末広がりで縁起が良い)の値札がついたプラチナ製の「豪華な七福神」もあった。
バーチャルのシステム化が進み、世の中は、信じられないほど便利になった反面、「ない物ねだり」をしたいのも顧客心理だろうから、2009年は、ますますもって「商人」の真価が問われもするし、発揮できる年になるだろう。
さて今年の干支は「丑」、つまり「牛」だから、「迷い」や「惑い」が生じたら、年男と年女をはじめ、そうでない方々も、商いの基本に立ちかえり、焦ることなく「牛歩」のごとく反芻しつつ前進してみようではないか。
ただし、自らの道や信念を惑わす者には、「牛の耳に経文」のごとし…ぐらいの気構えで対処できるよう、心身ともに鍛錬を積んでおきたい。
引き続き市場のキーワードは、「エコ・癒し・ホスピタリティ」関連が牽引力となろう。
よって、どこもかしこも一斉にそちらへと目が向くだろうから、「商いの切り札」としては効力が薄れる可能性もあろう。
そこで、新しい年におすすめしたい、商いのキーワードは、「3Kと3N」発想…!
3Kとは、本誌で度々記述させていただいてきた「機微・気づき・際立ち」をさす。3Nとは、「ノンシーズン・ノンエイジ・ノンセックス」のことで、KとNで言い表してみた。
「MD構築」「接客サービス」「販促作戦」などで悩みが生じたら、是非「3Kと3N」を思い起こしてください。きっと突破口が見つけられること請け合い。
MDなら例えば、わが国は寒中まっ只中でも、今、オーストラリアは真夏だし、暖かい国や常夏の国へと「ウィンターバカンス」に出かける人々も増えている。
また、服ではどうか? 「サイズ」さえ合えば、もう何十年も以前からヤングブランドを、60代のお客さまが購入されている…なんて、とうの昔から日常茶飯事である。
したがって、小回りの効かない「MD」や、固定観念から脱却できないような売場の「ゾーニング」なども、見直しをしたい年だ。
もし「丑」を見て、「紐」をインスピレーションできる「商人(あきんど)」なら、お客さまとの「運命の赤い糸」を、さらに太い「絆(きずな)」として結べるだろう。 メンズ服は、日常性と創作性とのバランスが決め手!
第46回「全国ファッションデザインコンテスト」より
主催・財団法人 ドレスメーカー服飾教育振興会
学校法人 杉野学園
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〔PHOTO:DOMINANT LIMITED〕
「ストアーズレポート」
百貨店プロセールス資格制度フィッティングアドバイザーNo.53より抜粋
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