世の中にステキな女(ひと)は数あれど、最近は、女性指揮者の「西本智美」氏(ロシア・ボリショイ交響楽団ミレニアム首席指揮者)がプロとしての実力もさることながら、「男装の麗人」として脚光を浴びている。
コードレーンの刺繍が施された礼装の姿で指揮をしている様は、気高く美しく、そして摩訶不思議なオーラを放っている。だからクラシックにはなじみが薄かった女性や男性までをも魅了している。
その理由は、内面から滲み出ている「美しさと妖しさ」だと思う。
先日、テレビに彼女が登場していた。小学生を相手に、指揮棒を上手に振れるようになる「基本とコツ」をコーチングする企画だった。
まず彼女は、リズム感と拍子をとるコツを、音楽とはじかに関係のない日頃慣れ親しんでいるボール(バスケットボール)で教えていた。
それが済むと、名曲「白鳥の湖」を指揮するには、メロディを学ぶ前に、その物語にある「背景」をイメージして、想像力を高めることからコーチングしていた。
そう言う手順を経ることの大切さを子供たちに諭していたのだ。
そういった「考え方」と「姿勢」に、再び引きこまれた。
「接客販売」もしかり、近ごろはあまりにも表層上の「販売テクニック」の研修とか教本ばかりが蔓延している傾向がある。
お客さまの気持ちを汲み取れるFAを育て上げるには、彼女のように「そういったステップ」を踏んで、ティーチ・コーチをしていくと、想像力が高まり心が豊かになると感動した。
指揮者と奏者は、アイ(愛)コンタクトで“言葉を交わしている”。
深まりゆく晩秋…文化と芸術の秋だから、コンサートや観劇、映画鑑賞に精を出そう。疲れた心身を癒すと、もっと深い愛のまなざしで、お客さまのお手伝いができる。
〔PHOTO:DOMINANT LIMITED〕
「ストアーズレポート」百貨店プロセールス資格制度フィッティングアドバイザーNo.51より
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『ストアーズレポート』 2008年12月号 第52回 予告!
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