(10/22からのつづき)
夏の盛りに、たまたま目にした新聞記事(日経MJ)を好事例として紹介させていただく。
そこには、紳士スーツを年に約8千着、2億円分を売る、スゴ腕のパーソン(AOKI執行役員横浜港北総本店・総店長)・町田豊隆氏が紹介されていた。
個人販売額は、なんと30年近くも首位をキープ。
まさに、誰しもが憧れる究極の「メンズ服フィッター」の手本ではないか!
AOKIでは、2002年に「顧客管理力」と「営業力」を問う「スタイリスト制度」を創設した。
全国に、「シルバーライセンス」の保有者と、上級の「ゴールドライセンス」の保有者は、合わせて1,390人になるそうだ。
町田氏は「お客さまのお手伝いをする」という“当たり前”のことを実践しているだけ、と述べておられた。
また、「販売員」に必要なのは、お客さまが「何を求めているか」を、すばやく察知する「力」だとも…。
その「当たり前」のことが、「わからない」というFAが、近年は各地に増えている。
実は4年ほど前のことだが、AOKI関連の別事業部(レディスのゲストウェアを扱うメゾン)で,「ボディフィッター」の研修をお手伝いした。
記事を読みながら、とても賞賛に値する制度だとあらためて感じた。
また、フィッターとしての条件に「顧客管理力」に触れていたが、そちらもまったく同感(「ストアーズレポート」第7回2004年9月号で紹介)だ。
なぜなら、業界紙(繊研新聞97年8月15日付)に、「フィッターの7大心得」の一条件として私自身も記述していたからだ。
いずれにせよ、百貨店協会の「フィッティングアドバイザー」資格は、合格したときからが、業界内外の「達人たち」との「決勝」へ進出するとの覚悟と意識が必要な時代に突入したようだ。 (次回につづく)
〔PHOTO:DOMINANT LIMITED〕
「ストアーズレポート」
百貨店プロセールス資格制度フィッティングアドバイザーより抜粋
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