「フィッティングアドバイザー2級取得審査」の実技テストでは、「接客のロールプレイング=役割実演法」が、「フィッティング・補正技術」と同じ程度に重視される(現在は、前者の比重がさらに高くなっている)。
接客業にかかわるプロとして、当然にクリアできるはずの「ロープレ」で、しかるべき得点を確保できない受験者が予想外にいると、各方面から伝え聞く。
売場とは勝手が違うために、緊張しすぎてしまうことが、一番の原因ではないか?と考えられるが、他にもいくつかの課題があると、私なりの推測をしている。
仮に、「目的買いのお客さま」を前提とした、コンサルティングセールスが課題の場合、「シナリオ」どおりの、すべての項目をクリアーしなければならない。
そういったケースの場合、自分なりの接客方法が確立されているベテランほど、制約にしばられると伸び伸びと個性を発揮できないといった事例を過去に沢山見てきた。
現場には、お客さまの数と同じだけ「接客・接遇」の形があり、「購買動機や心理」も星の数ほどあるから戸惑ってしまおう。
制約のある時間内では、「販売力」は判定できない。当日、自分が当たった(一アイテムではない)商品の評価基準とポイントが緊張しすぎたことによって混乱し、頭の中が真っ白になってしまう人も出てこよう。
売場なら、自分の住み慣れた「城」であり、お買い上げいただくために精をつくしているから実力を存分に発揮できるであろう。
とはいえ、審査基準を突破することも、競争の厳しい世の中だからプロとしての義務と使命でもあるのだ!
身体が震えてしまっても、「目と目で会話ができる」術を日頃の実務を通して「アイコンタクト」という形でトレーニングをしておこう!
〔PHOTO:DOMINANT LIMITED〕
「ストアーズレポート」 百貨店プロセールス資格制度フィッティングアドバイザーより抜粋
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