◆商機を逃さないための「衣」「医」「居」 | 児玉千恵子アーカイヴ

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わが国に「既製服のフィッター」を誕生させたパイオニアとして知られ
VMD改善実地指導で売れるCS空間を創る「売場の庭師」とも呼ばれている
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 商機を逃さないために、市場の大きな流れをちょっと反芻してみたい。
 昨年の初め頃までだったか、マーケティングコンセプトとして、「ロハス」なる用語が市場を席巻していた。
 アメリカでは毎年、「LOHAS市場」を拡大するための「LOHAS」会議が開催されている。しかし、我が国では、自然消滅したかのように姿を現さなくなったのは、商標関連の課題がからんでいることも一因か?
 ふり返れば、「健康と地球環境への意識が高いライフスタイル」を謳うような概念の類は、今世紀になって突然に出てきたものではないだろう。
 「ロハス」なる用語の沈下によって、「エコ〇〇」といった「行動」や「名称」「キャンペーン」が再び活発になってきているようだ。            VMDテーマ「ヘルシーな生活」
ヘルシーな生活 (C) C.KODAMA  “神代の昔”から、生命ある物体のほとんどが、自然を愛し自然の恩恵を受けて生活をしてきたから、その時代なりの環境問題に取り組んできたように思う。
 かつて(90年代の前半頃)に顕著だった市場のうねりといえば、「衣→居」「衣→医」のような流れだった。
 「ホーム回帰」「ヘルシー志向」の切り口で取り沙汰されていた。
 少子高齢化社会や、ゆるやかに移行する「人口減」が注視されているが、「素肌美」競争、「サプリメント」や「フィットネス」ブーム、「産地直送」人気、「住居のリフォーム」や「オーダー家具」流行りといった傾向は陰(かげ)るどころか活発化しているように思う。
 深読みするなら、人々が望む物や事は、当時から極端に変化したというわけでもないだろう。
 したがって、ここしばらくは、市場戦略のキーワードとして、三つの「イ」から目が離せない。
 「衣」→(タンス在庫にない商品)、「医=(ヘルシー)」→(美肌・エステ・フィットネス・スポーツ・健康診断)、「居」→(子供部屋用の注文家具・住居のリフォーム)関連は、工夫次第でまだまだ勢いが出よう。
〔PHOTO:DOMINANT LIMITED〕

「ストアーズレポート」百貨店プロセールス資格制度フィッティングアドバイザーNo42より

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