◆「既製服のフィッター」その神髄を知る | 児玉千恵子アーカイヴ

児玉千恵子アーカイヴ

わが国に「既製服のフィッター」を誕生させたパイオニアとして知られ
VMD改善実地指導で売れるCS空間を創る「売場の庭師」とも呼ばれている
児玉千恵子アーカイヴの公式ブログ

 2003年の秋に、百貨店プロセールス資格制度である「フィッティングアドバイザー」が発足したのをご存知でしょうか?
ボディフィッター実践講座  また既製服の「フィッター」とは、「お直しをする人」と、捉えている方も少なくないでしょう。
 本来の使命は、「お客さまの、最も着心地の良い、美しいシルエットの値を見つけて差し上げる」販売スタッフであり、服の専門知識・技術に裏打ちされた「技能力」を持つ、スタイリストやコーディネーター的な仕事をするパーソンを指します。
 お直しを必要としない「アイテム」を扱っている、店や売り場のスタッフが、「採寸やフィッティング」能力に磨きをかけた結果、ファン拡大につながった実例には事欠きません。
 あらかじめ美しく仕立てられた既製服を販売していくには、お直しを少なくできる「手法」をマスターすることで、シルエットや持ち味を損なうことなく、「修理費」の節減にもつながります。

 フィッターのルーツは、「仮縫い師」です。
 究極の「フィッティング技術」は、「着心地満足」の視点で考えると、既製服でも注文服でも同じで、わずかな違いは、“既製服の範疇(はんちゅう)で直せる箇所”という前提条件がつくだけのことです。
 例えば、フランスの「クチュール」で活躍している「クチュリエール(女性)」や「クチュリエ(男性)」の技術を、「メゾン…日本のショップ」で、わが国の既製服に、おしみなく活かしてみましょう。
 児玉千恵子は、1989年以来、様々な媒体を通し、その必要性をいち早く提起し、百貨店をはじめ、アパレルメーカーや著名インポートブランド、専門店等の他、公開セミナーなどで「服のボディフィッター(商標登録名:スタイリングフィッター)」をテーマにしたお手伝いをしてきました。
 「百貨店プロセールス資格制度」もこれらの流れから始まったと言われていますが、ふり返ってみると、2級講座を開講している指定校(団体)8社のうち7社で、過去に何らかの形で実際に研修等で関わってきています。
 今、ファッションに携わる一人でも多くの方に、「既製服のフィッター」の神髄を知っていただき、現場で役に立てていただきたい思いでいっぱいです。

〔PHOTO:商業界・DOMINANT LIMITED〕

「月刊ファッション販売」特別企画「スタイリングフィッター 誌上速成ゼミ」より抜粋加筆

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