仕事をしていく過程で、後に影響をもたらすほどの励ましの「ひと言」に出会った経験のある方は少なくないだろう。
「エディット・ピアフ」の実話に基づいたストーリーや史実を垣間見て、類い希な天才歌手だった「美空ひばり」さんと重なった。
さらにすごいと思ったのは、ヒロインを演じた女優「マリオン・コティヤール」が、役というより、「エディット・ピアフ」になりきっていたことだ。…美人で可愛い顔をした彼女が、「額のはえぎわ」を、主人公と同じ形になるよう、かなり剃り上げて臨んだという。やや飛躍するが、FA(販売スタッフ)は、「“販売役”を演じてはいけない」…と、当たり前のことを反芻してみよう。
いつでも、お客さまが「主役」であることには変わりはない!
フィッティングアドバイザーをはじめ、販売職にある全スタッフは、経営している店の「主」ではなくとも、「商人そのもの」に徹するための努力を惜しんではいけないのだ。 メンバーが見守る前で、お手並みを披露中
どの商品を扱っていようが、日々の研磨を怠ることは、職務を“演じている”だけの過程に似ていよう。
いずれの分野にも、「スゴイ!」と言われるパーソンがいる。
例えば、株式会社レリアンには、すべてのサンプルを身につけて、着心地をチェックする専任の「フィッター」が活躍している。
腕の上げ下げから、素材の肌触り、着用時に発生するシワ、ボトムの裾さばきにいたるまで、納品する前の商品を徹底的に検品し、気になる箇所を修正させるエキスパートが、ボディ(トルソー・人台)に着せただけでは発見できない微妙なニュアンスまでを点検している。
こうした企業努力は、「着心地の良い服」をお見立てするスタッフたちの働く「原動力」にもなるだろう。
また、生身の「フィッティングモデル」にも鋭い人がいて、研修会などで、サイズトレーニングをされる際、挑戦者が彼女の身体にメジャーを当てた触感で、正解値が出るか?はずれるか? がわかるという。
〔PHOTO:DOMINANT LIMITED〕
(「ストアーズレポート」百貨店プロセールス資格制度・フィッティングアドバイザーNo.40より抜粋)
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