こんばんは。

 

新留です。


 

世間は3連休最終日でしたね!


 

僕はそんなことを土曜日まで知らず(笑)

 

振替やお休みが多いなと思っていたところ、他の先生に言われ気づきました。

 

ゆっくりされましたでしょうか?


 

僕はというと、

 

今日は、奥さん、子どもと3人で、初めて、いつもの散歩コースよりちょっと足を伸ばし、宝塚大劇場前や、宝塚駅まで散歩に行くということをしてきました。

 

いつも通っている道ですが、子どもと3人で通るのは初めてで、お店の中を見て回ったり、ご飯を買ったりする、何気ない行動が幸せいっぱいでした^^


 

赤ちゃんも初めての場所にキョロキョロとしていて、帰ってからも、終始、ご機嫌でした。

 

すごく距離を伸ばしたので、疲れたとは思うのですが、寝つく前にちょっとグズったり、うんちのリズムが乱れたくらいで(笑)ハートの強さを感じさせてくれています。


 

このハートの強さって、全てのおいて大事なポイントだなと思います。


 

うまくいくかどうかは、うまくいくまで続けるかどうか、だけですが、

 

1回できなかっただけで、「ムリ」と諦めてしまったり、やる前から、「どうせ、できないし……」とできない前提でやらない子もいます。

 

でも、それって、成長する機会や、自己効力感を育む機会を逃してしまうことになってしまうのですよね。


 

心理学者のキャロル・S・ドゥエックが行った有名な実験にこんなものがあります。

 

数百人の子どもたちに難しい問題をやらせ、終わった後で、褒め言葉をかけました。

 

一方のグループは、「よくできたわね」。

 

もう一方のグループは、「がんばったわね」。


 

最初のグループ分けをした時点では成績に差はなかったのですが、褒めた後に違いが出てきました。

 

次に取り組む問題を選ばせると、

 

「よくできたわね」のグループの子たちは新しい問題にチャレンジするのを避けました。

 

「難しいもの、間違えて、自分の能力が疑われる可能性があるもの」を選ばなかったのです。


 

逆に、「がんばったわね」グループの子たちは、9割が新しい問題にチャレンジする方を選びました。

 

 

そして、その後、なかなか解けない問題に当たったときにも差が。
 

「よくできたわね」グループの子は解けずに、「自分の頭が良くない」と思うようになったのです。

 

それに対し、「がんばったわね」グループの子は、自分の頭が悪いとは思わず、「ただ努力が足りない」と思いました。


 

さらに困ったことは続きます。

 

「よくできたわね」グループの子たちは、一度、難しい問題を経験した後、もう一度、できるレベルのものをやったところ、自分の能力に自信が持てなくなり、「最初よりも成績が落ちてしまった」のです。

 

逆に、「がんばったわね」グループの子は難しい問題にチャレンジし続けたことで、スキルに磨きがかかり、成績が上がりました。


 

今までより難しいことにチャレンジするとき、できないのは当たり前。

 

それが、自分の夢だったり、どうしても叶えたいものだったりすると、たくさん失敗するのが当然です。


 

でも、テストなどで評価される「◯×勉強」というのは、○は良いこと、×は悪いことと、どちらか。

 

◯だと褒められ、×だとダメ出しされる。

 

それだと、◯だけを求め、「間違えないこと」を目的にしてしまうようになってしまいます。

 

大人のかける言葉や、出しているメッセージって、子どもに大きな影響を与えます。

 

 

チャレンジした時に、

 

「がんばったね〜」

 

と声をかけ、

 

自分もいっぱい失敗しながらも、それを楽しんでいくのを見てもらい、

 

ハートの強い子になってもらえたらなと思います^^

 

 

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