こんにちは。

 

新留です。

 

 

「最近、すごく甘えてくるんです…」

 

夏の面談で、

 

保護者さまからこんなご相談をいただきました。

 

僕から見ていても、

 

先生への関わり方など、

 

かなり愛情を求めているなと気になっていました。

 

ちょっと精神的に不安定な時期だったり、

 

塾などで忙しく一緒にいられる時間が少なくなったり、

 

兄弟間での愛情の奪い合いであったりで、

 

子どもがすごく甘えてくるようになることってあります。

 

例えば、上の子が今年受験生で、

 

お母さん、お父さんともにそちらへの意識が強くなっていて、

 

下の子がそれに対して怒り、癇癪を起こしたり、気を引くためにわざと悪いことをしたり、赤ちゃん返りのようになったり……。

 

「まずいなと思い、意識して声をかけるようにはしているのですが、それでも、やっぱり、うまく伝わらないで、、、」

 

と悩まれる保護者さまがいらっしゃいます。

 

今年だけだよと思ったり、言っていても、

 

子どもには伝わらなかったり、

 

子どもに、そんなの知らない! と言われ、その子どもの気持ちもわかる。

 

でも、受験は気になるからそっちを放っておくことはできないし……

 

バランスが難しかったりします。

 

 

そんな時、

 

ちょっと心がけてほしいのが、

 

コミュニケーションの量は少なくなっているかもしれないけれど、

 

その分、質を少しでも上げるということ。

 

愛情って、どれだけ注ぐのかも大事ですが、

 

「どんな風に注ぐか」で、響き方が変わったりするのですよね。

 

僕たち大人でも、

 

「愛情を感じる瞬間」は人それぞれです。

 

プレゼントを貰ったときなのか、

 

「いつもありがとうね。本当に助かっているよ」というような言葉をかけてもらったときなのか、

 

スキンシップがあったときなのか、

 

ちょっとした2人時間を過ごしたときなのか、

 

「これ、やって!」とお願いしたことをやってもらうことなのか……

 

(金だ!金!という方は読み飛ばしてください笑)

 

 

愛情には、

 

①言葉での表現

 

②ボディタッチ

 

③プレゼント

 

④2人きりの時間

 

⑤相手が望むことをやってあげる

 

の5つのタイプがあると言われています。

 

もし、

 

子どもが、言葉に敏感で、褒められたりするのが嬉しい子なら、

 

意識的に愛情を伝えたり、

 

その子の頑張っていることや良いところを「言葉で」伝えていってあげると嬉しいだろうし、

 

後で見返せるよう、ポストイットや手紙、カードなどに書いて伝えてあげるのもいいです。

 

丸つけなどをしてあげた時、イラストやメッセージを書いてあげるのも喜んでくれるでしょう。

 

もし、

 

子どもが、身体的に触れてあげることで愛情を感じる子だったら、

 

ハグをしてあげたり、手をつないだり、

 

スポーツなどをしているなら、マッサージをしてあげたりしながら話をするのも喜んでくれると思います。

 

もし、

 

子どもが、「物」や「体験」が好きな子だったら、

 

決して高い物ではなくていいので(お菓子などでもOK)、プレゼントをあげたり、

 

ご飯を作るときに、その子が好きなものを作ってあげたりするのもいいです。

 

ちょっとしたもの、小さいものでもいいので、何か思い出に残る、見えるものをもらえると嬉しかったりします。

 

もし、

 

子どもが、「親密感」や、自分に意識を向けられていることを大事にしている子だったら、

 

しっかり目を見てあげること、耳を傾けてあげること、話を最後まで聞いてあげることが大事だったりします。

 

その日の出来事を話し合う時間を作ったり、一緒に散歩する時間をとったりするのもおすすめです。

 

もし、

 

子どもが、自分の望むことを叶えてもらうことで愛情を感じる子だったら、

 

何か「して」と言っていることがある場合、

 

(犠牲にならない範囲で)叶えてあげるのが大きなギフトになったりします。

 

いっしょに買い物に行く、公園に行くなどでもいいですし、

 

一緒に何かを選んでほしい、問題を解いてほしいと思い、それに応えることで愛情を感じたりします。

 

 

よくある問題は、

 

「自分がしてあげたいと思っていること」と「相手がしてほしいと思っていること」がズレていることが少なくないこと。

 

「あ、それ、うちです、、、」

 

と苦笑いされる方もいらっしゃるかもしれません(笑)

 

 

もし、うまく伝わっていないなと感じるなら、

 

ズレを少なくするよう、

 

質を高めていけるよう、

 

ぜひ、

 

「うちの子はどんな形が嬉しいのかな……?」

 

と観察してみてください。

 

子どもって、

 

愛情の量だけで安心するのではありません。

 

「自分に届く形」で愛情を感じたとき、安心します。

 

「どうしたら、この子に届くか」

 

を大切にしていきたいですね。

 

忙しい毎日だからこそ、

 

ほんの5分でも、

 

その子に届く形で愛情を伝えてみてください。

 

その5分が、

 

子どもの心を満たし、安心して学んでいける土台になるかもしれません。

 

 

みなさまの愛情が少しでも伝わりますように。

 

ではでは、

 

今日もいい1日をお過ごしくださいね。

 

新留