こんばんは。
新留です。
個別サポートをしている子どもたちから、
「〜って、こういうやり方でいいですか?」
という質問が来ました。
こういう質問が来ると、ちょっとテンションが上がります(笑)
漢字の覚え方や、ノートの書き方など、
ちゃんとした「やり方」というものがあり、
僕自身、昔から、そういうのを考えて、調べるのが大好きだったので、
「おっ、これはいいネタが来たね」
と、この子の場合は、どうすればいいかな、どうやって説明すればいいかな、と燃えてきます。
(「やり方」の前に、「やる」のは大前提として)
僕の尊敬するダルビッシュ有選手が、
まだ日本ハムファイターズに在籍していた2010年に語った言葉にこういうものがあります。
「練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘をつくよ」
ダルビッシュ選手は、少し前のWBCでも日本代表に選ばれ、
MLBでも活躍と、世界トップレベルの投手であり、
大谷翔平選手など、日本のトップの選手たちが、学びに行ったり、相談している選手の「メンター」でもありますが、
現在でも、生理学や栄養学、トレーニング理論、脳科学など、
野球や、それにつながりそうなあらゆることを学び、試し続けている選手です。
「練習」や「努力」って大事ですが、
その前に「やり方が間違っていない」ということが大事で、
そうでないと、やっても伸びなかったり、
きちんと積み上がっていかないのですよね。
何より、
「こんなにやっているのに、なんで……」
と、メンタルがやられます。
(どこどこで、こういうことをしているのですが……という相談を受けることもあります)
「やり方」が本人の好きなやり方なのか、
本人の脳の発達段階に合っているものなのか、
科学的な根拠のあるものなのか、
今は、
「いつの時期に」、
「どんな風に」、
「どんなことを」すればいいのかわかっていることも多いのですが、
教育業界は、
相変わらず、まだまだ「昭和」で、
「気合」、「根性」、「長時間労働(勉強)」、
というのが残っています。
そして、
そういう教育のプロの世界でもそうですが、
そうでない一般の子育てや教育でも、
「参考書マニアの浪人生」のような人や、
経験則で語る「近所のおばちゃん」や、
昔はな……と「語りたがりのおじいちゃん」、
塾やいろんな学習メソッドにやたらと精通している人、
たまたま、子どもが頑張りやさんで、親に従順だったからうまくいったのに、それをメソッドとして語る人、
などがたくさんいます。
直接、関わることができる人には、そうなって欲しくないなと思います。
そして、
そんな風に悩んだとき。
不安になると、いろんな情報を入れたくなるものですが、
不安になる情報をシャットダウンする、
いっしょにいて、不安な気持ちになる人とは関わらない、
ということなどに気をつけて、
「自分の感覚に合う人」や、
「この人何かいいなという人」で、
感覚や経験則ではなく、
きちんと科学的根拠を持って教えてくれる人に「やり方」を聞いてみてくださいね。
子どもの気質や脳に合った「やり方」を知り、
その上で、練習や努力をしていきたいですね^^