だいぶ前に書いてた記事。
入力してそのまま放置しておりましたものを使っていまさら更新。
良かったら見てやって下さいませっス。;^_^A

以下本文でございやんす。


先日の講演、
もしお聞きの方がいらっしゃいましたらありがとうございます。

色々練り込みが足りず分かりづらい面もあったかと思いますが、
反省はこれからに活かしていこうと考えております。

さて、
それはともかく今回は
プラシーボ(偽薬)についてのおっちゃんの思うところをお話しさせていただきたく存じやんす。

プラシーボ。
おっちゃんは勝手に『うそ薬』と呼んでおりますが、
コレについて皆様はどの様な印象を持っていらっしゃいますか?

本当の薬の様に見えるけど、
中身は乳糖やブドウ糖など薬としての効果は全くないものをいいますです。

よく、お薬の治験などで使われる事が多いのですが、
昔はちょっとした不定愁訴など薬を処方するのにはチト無理のある場合などにも処方されていたという話を聞きます。

そんな風に聞くと、
じゃあそんなの出されてもムダじゃん。(・Д・)ノ
とか
所詮ニセモノでしょ。(♯`∧´)
なんて言われたりするかと思います。
つか、昔は自分もプラシーボさんの事バカにいたしておりました。(ノ_<)

しかしでございますよ。
世の中にはプラシーボ効果というものがありまして、
治験でもプラシーボってある程度効いてる事があるワケでございますよ。

特に痛みや不安。吐き気なんかにも効果がある。なんて文献もございます。


人の身体には元々それだけのチカラがあるって事でございますね。

実際おっちゃんが体験したプラシーボ効果の話でございますが、
えっと今ならば時効になるのかな。
かれこれ10年以上前、介護の仕事をさせていただいていた時の事でございます。

ある方より睡眠薬を飲んだのに眠れない。という訴えがございました。
とりあえず、施設に置いてある頓服薬を飲んでもらったのですが、
5分も経たないうちから
「それでも眠れないの。だからもう少しちょうだい。」(>人<;)
との訴えを繰り返し言い続けておりました。

とはいえ不眠時に一回だけという話での処方になっていたので、欲しいからといって勝手に出すワケにもいかず、どうしようかなと困っていました。(@_@)

こうして文章に書くと穏やかですが、
その場での現状はその方かなり張り詰めた表情で、絶えず訴え続けていて繰り返しナーコールを押し続ける状態。

『まだ飲んだばかりだから、効くまでもう少し待ってみたら?』ヽ(´o`;

と言っても全く聞く耳を持てず、かえって興奮してしまう状況。

困り果てたおっちゃん。
同僚の人と相談しつつ、ふと目に入った粉薬を包むためのオブラート。こいつに小麦粉をチョチョっと入れまして、

『じゃあ仕方ないからコレ出すね。
無理言って出してもらった特別なヤツだからこれで聞かなかったらもう出せないよ。』( ;´Д`)

と説明をして飲んで貰うと、あら不思議。
あっという間に眠りやが・・・あわわ。
お眠りあそばされました。(^◇^;)

という事があった訳でございますよ。

当時はこんなんで眠るなんて、フザケンナよ!。(-_-#)
と、イラっとしつつ思っていたのですが、今となってはこれで良かったんだなぁ。
なんて感じている次第でございます。

なにしろお薬って
本来簡単に出すものではないとおっちゃん考えておりまして、
ましてや睡眠薬は簡単に考えられがちですが、なかなかヘビーな副作用というものがございまして、

まずどんな薬でも起きうるものですが、
ショック症状。
簡単に言うと薬に対するアレルギーですね。これは場合によっては命の危険に即結びつくヤバイ代物でございます。
あと、呼吸抑制。
睡眠薬はものすごく大雑把に言うと中枢神経の興奮をムリヤリ薬で抑え込んで眠らせる代物ですから、薬が溜まって効き過ぎてしまうと呼吸の機能も抑え込まれてしまうワケでございます。

あとは飲んだあとのフラつき。
これも神経をムリヤリ抑え込んだ結果の症状ですね。お年寄りの場合これが原因で転んで骨折なんてケースも多々あったりいたします。

中枢神経を抑え込むという表現から
察しのつく方もいらっしゃるかも知れませんが、
睡眠薬と精神薬。意外と一緒の薬を使っている場合が多いです。

精神科の薬が全て悪いとまで言うつもりもありませんが、
飲み続けている方で幸せそうに見える方を見たことは正直ないですね。

もちろんご本人が幸せだとおっしゃるならば、それについてどうこう言うのはおこがましい事だと思うのであえて口出しをする気はありませんです。

ただ、もしそれが辛いのならばムリに飲み続ける事はないと心から思う次第でございます。

あわわ。話が逸れました。(^◇^;)
なにはともあれ、
そんなリスクを犯す前に
プラシーボで試して本当に薬が必要か確かめる方が良い場合も沢山あると思うのですよね。
あ、緊急時は除いてっスよ。
分かってるとは思うっスけれども。

今年ももう今日までなのですね。
振り返ると、今年は医療に限らず大人としていろんな事に触れ考えて取り入れることの多い一年だったと思います。

様々な勉強会に参加したり、
オルかなでのイベントやらELCでの学び、
看取りについて考えたりなどの
医療についての事もさることながら、

他にも古典や現在の社会の状況・歴史。
経済について僅かながらも考えるようになったのも自分にとっては大きな変化です。

その中で様々なかたとお知り合いになる事ができ、
多くの事を学ばせていただきました。
きっとご迷惑をおかけしてしまう事もあったかと思いますが、
皆様快くやり取りをして下さったこと本当にありがたく感じています。

教わった事を少しでも活かしつつ、
来年もさらに学びの多い年にできればと思っております。
皆様今年も本当にお世話になりました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

それでは良いお年を~