おかげさまでと申しますか。

いま勤めている療養病棟の職場を3月で退職し、
次の職場に4月より勤めることが決まりました。

ま、お話自体は1月にほとんど決まっていたお話ではございますがね。

次に勤める職場は在宅の医療にかかわるお仕事でございます。
いままで勤めていた職場で、たくさんの方の看取りを経験させていただきました。

人生の締めくくりに関わるなか
医療を手厚く行えば行うほど
そのひとに辛い思いをさせることが多いのでは
そう感じる場面にたくさん出会いました。

このままの看取りのありかたでいいのかな?
そうした疑問を強く持つようになり、
自分なりにいろいろ調べたり様々な方のお話を聞いたりしているうちに
住み慣れた自分の家で亡くなることができれば、
それが一番いいのでは。

そうした当たり前ともいえることを結論として改めて考えるようになったのです。

でも、それって言うほど簡単なことではないですよね。
それに情報としてそうしたことを知ってはいても、
現場で実際にどうしているのかそれを知らなければ
その言葉はとても薄っぺらいモノになるのでは?
そのようにも思い始めました。

ならば、それを現場で学びたい!
そして自宅での看取りがより幸せとなるように僅かながらでも力になりたい!

そう思い、自分の力量不足は実感していながらも
踏み込んでいくことにさせていただきました。

こうした自分の勝手な申し出を快く受けてくださいました
今の職場や
こんな自分を受け容れることを決めて下さった
これからの職場
どちらにも深く感謝しつつこれからの仕事として応えていければ。

なんて言葉で、
ヘタレて逃げ出しかねない自分の尻を引っ叩いていこうと思う次第でございます。

ほんと。ワガママ言わせてもらったぶん、頑張らないとね。
去年の8月にも書きましたが、
おふくろさんに自分の亡くなり方についてどう思うのか
その事について聞き取りをしているというお話しを書かせていただきました。
看取りの準備として~おっちゃんとおふくろさんとでの決めごと
今日はその後の流れについて書かせていただきますッス。

前回おふくろさんの延命治療や介護についての考え方を聞きまして、
その後の動きとしておふくろさんの意向をウチの家族に話しておこうと思ったワケでございますよ。

つってもウチのおやじさんは結構前に亡くなっておりますので、兄貴と弟への説明でやんすね。

弟への説明はそんなに苦ではないのですが、
兄貴には正直苦手意識がありまして。

わざわざ話す事でもないというか正直話したくない事ではありますが、
ガキの時分に兄に「オマエは親父にえこひいきされている」という理由でさんざん苛められた記憶がございまして、
まぁ、いま思うとそんなに悪質な内容でもないとは思うのですが、植えつけられた苦手意識とかトラウマみたいなものは
なかなかに厄介でしてねぇ。
今は普通に話してはいるのですが、
(というかお互いにそう心がけて気を使ってる感じかなぁ)
理由がなければあまり積極的に関わりたくない。
おっちゃんも兄貴もそう考えているのだろうと思いやんす。

そして、実際の話も弟は
おふくろの意向にわりかしすんなりOKをいたしやんした。
まあこれという反応もなかったのが逆に心配でもありやんすが(^_^;)。

んで、問題は兄貴のほうでございますよ。
普通に話しかけるフリして内心はおっかなびっくりに声をかけてみやんしたよ。

福留:あのさ、おふくろの看取りの事なんだけど・・・

兄貴:は?

福留:いや、おふくろの意向を確認してさ、
    どうするか事前に決めた方がいいと思うんだよ。

兄貴:ん?そんなこと今考えられないからいいよ。

福留:あ?何だよそれ?

多分、兄貴は何の悪気もなしに言った言葉だろうと思うのですが、正直カチンと来つつ話はそこでプッツリ。
おっちゃん最後の言葉尻はかなりキツめでございますが、
内心ビクビク。
怒ってるのかビビってるのか、その両方なのか。

40にもなって情けない話でございますな。われながら。

とはいえ、このセリフ。
腹立たしいけど、実際同じような考えで何もしない人は沢山いらっしゃると思うのですよね。

でも、何にも準備というか考えてこなかった人は
沢山見てきましたが、
そのほとんどが医療者のいいなりになるだけで
本人がいかに辛そうな想いをしていても
見て見ぬフリをしている。
仕事柄そんなケースばかりを目にしてきました。

前もっての仮定ですら考えられないヤツが、
いざその場になって選択を迫られた時に
ちゃんとした判断ができるワケねぇだろ!
(-""-;)

次に兄貴にこの事をシッカリ話して
考える機会を作らないとと思いつつ、
なかなか踏み込めずにいる。
そんなヘタレなわたくしでございます。


そして、現在
おっちゃん至極ゆっくりとでやんすが
おふくろさんに了解を得てエンディングノートを作ろうと取り組んでいるところでございます。

次はその辺のお話も
書いていけたらなぁって思っておりますです。
とあるpodcastの教養の話にて、
「これから高齢化や人口減少が続いて、労働力が足りなくなってくる。」

という事は「元気であれば年齢関係なく働けるということだ。」

という話をされていました。

物事にはプラスの面マイナスの面両方ありますね。

両方見て判断する事は大切ですが、悪いほうにばかり捉われるよりは良い面をしっかり取り入れていく方が人生楽しいと思うのですよね。

これって危機を煽るような報道が多い中、大切な視点だとこのところ特に感じるのです。