需要があるのかは知りませんけど2回目です
今回は実際に塗装をするための解説をザックリとやらせていただきます
次でやると宣言していた塗装のやり方に関しては、思ったより長くなってしまったので、今日中に「その3」を書いてそちらに載せますので、もう少し待ってください;
今回はディケイド激情態のノーマルディケイドの頭を使って解説しますです
・塗りたいのはどこで、どうすれば良いか考える
まずディケイドの頭が
これです
僕としてはこの頭部は
目の塗料の色が濃すぎる
目の間のピンクが省略されている
この二点が気になりました
ではどうすれば良いかと言うと
目の塗料の色が濃すぎる→塗料を落として理想的な色で塗り直す
目の間のピンクが省略されている→顔の色と同じようなピンクを塗料を混ぜて作り、それで目の間を塗る
こうすれば良い訳です
ここで大事なのは、その作業が可能かどうかを考える必要があることです
リペイントでなくても手を加える作業全般に同じことが言えますけど
例えば、今回リペイントしたい目のパーツは外すことが出来るか、目の色は塗装によるものか、といったことです
この色の濃い目のパーツが外せない物であれば、目のパーツ以外の部分を塗料で汚さないようにしなくてはいけないために作業が困難になりますし、塗装ではなく成形色であったりすると、リペイント程度ではどうすることも出来なかったりします
なので、とりあえずやってみるか~程度の考えでやると、初心者の内は痛い目を見ることになります
ある程度知識と経験が身につけば、大体のことは失敗しても修復が可能ですが、まずは慎重に判断してから作業に挑んでください
・塗装を出来る環境を作る
塗料による汚れは布についたら落ちませんし、家具に付着したら塗料を落とすのために家具の塗装やニスを傷めることになります
なので、新聞紙などを三枚くらい重ねて敷いた安定したテーブルの上で作業しましょう
ちなみに僕は今回のような軽い作業なら布団の上(狭い部屋なので布団敷きっぱなしです)でやっちゃうんですが
たまにこういうことになります
揮発性の高いシンナーを使うので換気もした方がいいです
暑いから、寒いからとしっかり換気をしないで塗装をすると、慣れない人は頭痛や吐き気を催します
耐性の出来た人間でも半年くらいぶりにラッカー塗料を扱うと頭が痛くなります
あと、風上で作業するのも家中シンナー臭くなるので注意
・下準備
塗装をする時は可能な限りパーツを分けておいて下さい
今回のディケイドの頭部を分解せずにリペイントをしようとすると、塗料を落とすためのシンナーが隙間から染み込んで他の塗装箇所を汚したり、シンナーがパーツに浸蝕してパーツが脆くなって破損したりします
こういうところの手抜きは駄目です
ちなみにディケイドの分解方法はこちらの記事を参照
前回の記事に書いた道具も用意しておきましょう
尚、ブラシウォッシャーを買ってなければ、筆を洗うための容器が必要になります
何かいらないガラスの小さい瓶(ご飯ですよの瓶とか)か、無ければ二、三個重ねた状態の紙コップでも用意して下さい
プラスチックの容器は物によってはシンナーで溶けるので気をつけてください
特に、プラ製の使い捨てコップのような薄いのは駄目です
容器を用意したら、薄め液を筆先が浸かる程度に注いで下さい
ラッカー塗料の付いた筆は水では洗えません
薄め液で塗料を落として、ティッシュで綺麗に拭き取って下さい
薄め液を筆洗い用でもう一本用意しても良いですが、どうせ買うならツールクリーナーとブラシウォッシャーを買って下さい
塗料を拭き取るティッシュと綿棒、拭き取って汚れたティッシュを捨てるゴミ袋も用意して下さい
塗料を拭き取ったティッシュはいつまでもシンナー臭を放つ害悪な物質と化すので、役目が終わったらその都度袋に入れて縛っておくことをオススメします
今回はここまで
今日中に「その3」で塗装のやり方と後片付けに関して書いて終わらせます
アクセス数見て需要があるようなら、ザックリ講座シリーズと称してたまにやるのも良いかなと思ってます
昨日のこの記事のアクセス数はっと…………PCと携帯合わせても……公開から二時間半とはいえ…
次で終わりにしますね