フィギュアの色が足りない、気に入らない、でもリペイントの仕方なんて分からない…
今日はそんな方のために、この適当な男・あるべるとがザックリとしたリペイントのやり方を書いてみようかと思います
※ザックリとした=割と適当な
今回はS.H.フィギュアーツの仮面ライダーディケイド激情態で解説します
まずは道具の準備から
今回は初心者向けの解説なので、模型店やヨドバシカメラの模型売場で普通に売っている物だけを最低限必要な物だけ使用します
・ラッカー塗料
画像にあるGSIクレオスのMr.カラーなら大体のプラモデル取扱店で売っているかと思われます
売っている店によっては瓶の蓋の形状が異なりますが、製造時期が新しい物が左、古い物が右の形状の物になります
余程古すぎない限り問題は無いので、どっちでも平気です
塗りたい物に必要な色を購入して下さい
この時、間違えて水性ホビーカラー(水性塗料)を買わないようにしてください
水性塗料はシンナーを使用せず水で希釈(塗料を薄める)するため、シンナーがどうしてもダメな方が使用する分には良いのですが、扱いはラッカー塗料より難しいです
・薄め液
これは塗料を希釈するシンナーです
道具の洗浄にも必要です
これが無いと何も出来ません
画像の他にもサイズ違いがたくさんあります
僕は大きいのを買ってきてこちらの小さい瓶に注いで使っていますが、このサイズですとすぐに無くなってしまいますので、予算と相談して決めて下さい
個人的にはガイアノーツ社のラッカー用薄め液の方が安いのでオススメです
・塗料皿
・スポイト
・調色スティック
塗料は塗料皿に移してから使いましょう
スポイトは薄め液を塗料に加える時などに使います
塗料を吸ったりしないように(やる人もいるかも)
調色スティックは塗料の撹拌(かくはん、混ぜること)や塗料を塗料皿に移す際など色んな場面で必要になります
違う色の塗料を扱う時はちゃんと塗料を拭き取ってから使ってください、二度漬けはあかんで
塗料がこびり付いたら薄め液を垂らしたティッシュで拭き取ってください
・筆
種類が多すぎてどれを買って良いか分からないと思います
なので、一先ずここは
天然毛の丸筆(画像左)
人口毛の先の細い筆(画像右)
この二種類を二本ずつ用意して下さい、100~300円の安いのでOKです
ちなみに画像の右のやつは600円くらいのちょっと高いやつです
見分け方としては毛が白や茶色の柔らかそうな物が天然毛、黄色やオレンジの硬そうな物が人口毛です
どれが良いかよくわからなかったら違う種類の筆が数本セットになっている物でも良いですが、模型売場で売っている物にして下さいね
絵の具用や書道用とは作りが違いますので、シンナーを使用すると毛を纏めている糊が溶けるので、使っちゃダメです
・マスキングテープ
これは塗料を塗りたくない場所に貼りつけて保護するテープです
テープの幅が違うものがありますが、幅が狭すぎなければどれでも良いです
これだけあれば一応はなんとかなりますが、後のことを考えるとブラシウォッシャー(筆洗い用ボトル)とツールクリーナー(筆を洗う溶剤)も購入しておくと便利です
こういうやつね
今回はとりあえずここまで
次は実際に塗っていきます