初心者のためのザックリとしたリペイント講座 その3 | DXライジング我男道 -Buy For Justice-

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正義のために戦うブログ、DXライジング我男道です

今回でラストです

実際の塗装の説明と後片付けの方法を


・リペイント開始

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まず今回は最初にクリアパーツの塗料を落とします

クリアパーツの場合は既に濃い色の上から薄い色を塗っても余計に濃くなるだけです
クリアパーツ以外の場合はそのままでも構いません


塗料を落とすには

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薄め液を使用します
綿棒に薄め液を染み込ませて塗料を拭き取っていきます
あまり綿棒に薄め液を染み込ませ過ぎたり、一度塗料を拭き取った綿棒を薄め液の瓶の中に戻したりしないよう注意です
ちなみに綿棒は紙軸の方が芯が強いのでオススメです

ぶっちゃけ、目の濃さだけをなんとかしたい場合は綿棒での拭き取り加減を調整すれば、わざわざ全部落として塗り直さなくてもなんとかなる場合もあります

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画像だと分からないかもしれませんが、透明度が増してます




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落とし終わりました
綿棒だと面倒臭い!って場合は、薄め液を染み込ませたティッシュで拭き取っても良いのですが、プラ製のクリアパーツはシンナーに漬けたりすると脆くなりますので、多量のシンナーを使用して塗料を落とした後はよくシンナーを拭き取った後30分くらいは乾燥させてから塗装してください

塗料が手に付いたら薄め液で拭いておかないと、他のパーツを触った時に手についた塗料が付着してしまうので要注意です


では塗っていきます
まず、目の間のピンク色を作ります

先に言っておきますが、ここが一番難しいかと思います

まぁ、練習だと思って気楽にやって下さいw

とりあえずは赤、白、黄などの基本的な色を使って作っていきます

まず瓶の塗料を調色スティックの平らな方でよく撹拌して下さい
塗料に粘つきを感じたら、薄め液を少量ずつ加えてサラサラになるよう調節してください

よく混ざったら塗料皿にスティックのスプーン側を使って塗料を移します

この色だと…赤に白を混ぜていき、黄色をほんの少し、青を爪楊枝の先端で掬った程度の量を加えてみるとそれっぽい色になります

塗料を混ぜ合わせる時は薄め液で塗料を延ばしながら調色スティックでよく混ぜてください
筆で混ぜるのはあまりオススメしません
確かに筆の方がよく混ざりますが、気泡が混ざったり毛抜けしたり、筆が傷んだりとデメリットが多々あります


今回は目の間を塗るだけなので塗料はちょっとで良いです


納得出来る色が作れたら、塗る面積が狭いので先の細い人工毛の方の筆で塗っていきます

目のクリアパーツは良く見れば内側が段差になってます
なので、下の段だけを塗るつもりで塗ってみてください
この時の塗料の濃さですが、天然毛の方の筆で塗料皿の塗料を少しだけ混ぜてみて、筆を上に上げた時にツーーッと垂れるくらいで調整してください

濃すぎるようであれば薄め液を加えて、水のような薄さの場合はしばらく時間をおいてみてシンナーが揮発するのを待ってください

ちょうどいい濃さになったら、天然毛の方の筆は塗料をティッシュで拭き取り、筆洗い用の瓶に入れた薄め液かツールクリーナーを入れたブラシウォッシャーでよく塗料を落としておいて下さい

瓶などのそこに筆をグリグリするのは筆が傷むので厳禁です
グリグリ痛め付けて良いのはドM男のソレくらいなもんです

こびりついた分はシンナーに漬けた後にティッシュで拭い取るのを繰り返してれば取れます


ここでようやく塗装開始です、細い方の筆で塗料を少量取り、目の内側に塗ってください


塗る時にはみ出しても、はみ出した分は拭き取れば良いので気にしなくてOKです


目の間を塗装し終え、10分ほど乾燥させたらはみ出した部分を綿棒で丁寧に拭き取り、次にクリアグリーンで目の塗装をするためにハサミでカットしたマスキングテープで今塗った部分を保護します

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塗装面とテープは密着させといてください
あと、マスキングテープも過信し過ぎると塗料が侵食なんてこともあるので、極力マスキングテープの近くは慎重に塗って下さい

画像は今解説用に用意した物なので、緑が塗装済みですが気にしないで下さい
塗装中の写真撮るの忘れてまして……だからザックリなんです

慣れればマスキングテープなど必要なくなりますが、ちゃんとやる習慣を身に付けてくださいw


最後に、目のクリアグリーンの塗装です

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左のクリアーグリーンに右のクリアー(無色透明)を加えることで、クリアーグリーンを少し薄くすることが出来ます
好みの濃さで調整してみてください

ここで一つ気をつけるのが、クリアーカラーは実際に塗ると塗料皿の中で見る色よりも薄くなることです

醤油やコーラが瓶の中では黒く見えるようなもんですね


こちらの塗装は天然毛の方を使って塗っていきます

広い面積の塗装は、先程のような細部の塗装とは勝手が違います

細部塗装の場合は硬めの毛の筆で塗料を乗せるような塗り方をするのに対し、広い面積の塗装は塗りムラが出来ないように柔らかい毛の筆で塗料を薄く均一に延ばすように塗ることとなります

人によってはラッカー塗料の筆塗りは毛の硬い平筆で分厚く塗って後でヤスリで均一に研いていくのが正しいと思ってたりもしますが、塗る物によりけりです

今回のようなそこそこの面積のクリアーカラーの塗装を筆で行う場合は薄く均一に塗り重ねていくのが良いかと思います、僕は

今回は塗料の濃度はさっきより薄めで、筆を持ち上げた時にポタっと垂れるくらいにしておいて下さい
塗料は書道の時に硯(すずり)の淵で一旦墨を落とすのと同じように塗料皿の淵で落とし、塗料を筆に含ませ過ぎないようにして塗っていきます

塗り終わった後に部分的に色がしっかり乗っていない箇所があると思います

そうなった場合は乾いた後にもう一回重ねて塗って下さい
重ね塗りする上での注意点としては

・あまり時間をかけない
・強く押し付けるようには塗らない
・塗料の濃度は濃いと駄目
・下に塗った塗料が剥げたらもう一度綿棒で拭き取ってやり直す

こんな感じです

先にペットボトルでも使って塗る練習をしてみるのもアリかも

均一に塗れたらこれでパーツを元通り組み立てれば無事完了です


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お疲れ様でした!




・後片付け

最後に後片付けですね

まず使った筆の塗料を綺麗に落としましょう
というか使い終わったらその都度洗うようにしておくと筆も傷ませずに済みます

塗料皿に残った塗料は汚れてなければ元の瓶に戻して、ティッシュで皿を拭き取ってみて塗料がガッチリこびりついてるようであれば捨てちゃって下さい

ヨドバシなら12枚で80円なので、これを綺麗にするために必要なシンナーとティッシュとシンナー吸わせれること考えると、潔く捨てた方がマシです


筆洗い用のシンナーは密閉出来る容器以外の物を使った場合は、いらない新聞紙にでも吸わせて他の拭き取ったティッシュ共々ゴミ袋でギッチリ縛ってさっさと捨てちゃって下さい

ツールクリーナーならかなり長いこと使ってても割と平気

使い終わった塗料は何かある程度空気を遮断出来る箱に入れて日の当たらない場所に保管してください


以上ですすんげー長々と書いた…6800バイトオーバー、つまり全角3400文字相当
実際は改行やら画像のURLやらで3000文字も無いけどそれにしたって長い
前の2回分足したらヤバいっすよ

でまぁ、とりあえずこの記事で書いたことが何かしら役に立ってくれれば良いなと思います

自分で塗装、改造などが出来るようになれば、今までは諦めていたことも「チッ、ちゃんと作れよめんどくせぇ…」の一言で片付けられるゲキシブなかっこいい男になれるよ!

僕の場合は文句言いまくる小物ですけどね


今回書いた内容を活用出来るようになれば

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こういった全身のリペイントも出来るようになるので、頑張って下さいな