アラサー娘の十年前。汚れなき乙女と不良先輩の恋連載中 -28ページ目

第3話 不信

髪を洗い流し、鏡を見るとそこには初めて見る茶髪の私が。

「これだーっ!私が求めてた色はっ!」

希望通りの明るさに仕上がってご満悦の私。

でも、この時から、まわりの私に対する見方が変わりました。


当然、先生には「どうした!?その髪は」と聞かれるわけです。
そんなとき私は、
「酢を髪に塗るとサラサラになると聞いたのでやったら茶色くなってしまった」などと言う変な言い訳をしていました。

「そうか…とにかく茶色いから早く直しとけよ」

先生はそういってくれましたが、私がその言葉に従うことはありませんでした。
その後も何度も注意されたけど、返事だけ。私に信頼をよせる先生の目が不信の目へと変わっていきました。


一方、クラスメイトの反応はというと「どうやったらそんなに茶色くなるのー?」「私もやりたーい!」といった、先生とは違う反応。
この頃からビューラー、マスカラ、口紅を使い始め、茶髪にすることでさらに派手な印象になりました。

クラスメイトであり、部活の友達のハナ、マッチ、サト。
その中のハナ、サトも影響され脱色を。


話が恋愛からそれた感じがしますが(^^;
『レオ先輩』に出会ったのはこの頃でした。

第2話 脱色

中一の頃、割と成績がよく、いじめ経験で心に傷を持ったクラスメイトに積極的に話しかけたりして先生の信頼も厚かった私。

そんな私が変わったのは中二の頃。
クラス替えによって私のクラスはオシャレさん、やんちゃ坊主、ひょうきん(←最近言わないね)などなど個性ある面々が揃った。

休み時間になると野球部のペペとしー君が漫才をやって、みんなが笑って楽しかった。

当時私は演劇部に所属。うちの演劇部は女子しかおらず、そしてほとんどの部員がゲームや漫画をこよなく愛するヲタだった。
そのため、演劇部はオタクなイメージがあった。

それを払拭するため、髪を染めることを試みた。

でも太く、健康的な私の黒髪は何度ヘアマニキュアをしても全く茶色くならなかった。

そりゃそうですよね。黒に茶色塗っても黒ですから。
そんな時、ブリーチというものを知ったのです。

薬剤を塗り、数分放置。
髪を洗った私。

第1話 主な登場人物

登場人物(仮名あり)

モエ…不良に憧れる中学二年生。

レオ先輩…なんとなくディカプリオに似ているようなイケメン不良少年。中学三年生。

アヤカ…モエの天敵。社長令嬢。中学二年生に見えない大人びたプロポーション。キツイ性格。

【クラスメイト達】
ペペ、しー君…野球部お笑いコンビ

ヒロヲ…誰も手をつけられないやんちゃなガキ

ホッシー…イケメン無口な秀才

ハナ、マッチ、サト…友達