アラサー娘の十年前。汚れなき乙女と不良先輩の恋連載中 -27ページ目

第6話 保健室

この頃、私は保健室によく行くようになりました。

気分的な問題なんでしょうけど、当時はすぐ具合いが悪くなっていました。
本当に具合いが悪い時もあったけど、ほとんどは気の持ちようでなんとかなる程度。時には仮病もありました。

みなさんの学校でもそうだったでしょうか。
保健室に訪れるのは本当に具合いの悪い人よりもサボりの人が多かったように思います。
それに、普段先生には反抗的な不良っぽい人たちも保健の先生とは気さくに会話をしています。
保健の先生は、どんな生徒でも、どんなくだらないことでも、まず話をきちんと聞いていました。

話は反れましたが、私は不良っていうほど不良ではなかったため、さぼる時はきちんと(?)具合いが悪いふりをしてました。
色白のせいか、具合いが悪いふりをすると本当に顔色が悪いように見えてしまうのです(・・;)

と、いうわけで今回は恋のお話が全く出てきませんでしたが。
気弱なエセ不良だったことがおわかりいただけたことかと。

第5話 嬉しい雨の日

○○ ××先輩。

以後、レオ先輩としましょう。

レオ先輩はサッカー部ということがわかりました。
サッカー部という雰囲気が出てましたもん。名字も雰囲気に合っていて、期待を裏切らない人です←?

そして、当時私は雨の日の放課後が好きでした。

雨の日の運動部(グラウンドを使う系)の練習は、廊下でひたすら筋トレ・ダッシュ。

廊下をぐるぐる何周もするため、教室の前をまわってくる度に先輩をみることができるので、雨の日が好きだったのです。



そしてこの頃私が入り浸り始めた場所がありました。

第4話 あの人は誰

この頃廊下で見掛ける先輩の一人に目が止まるようになりました。

当時「三年生の人気ナンバー1」とも言われる180センチはある「ショウ先輩」と一緒にいるからか背が低くみえるが中肉中背。
ミディアムヘアを脱色しており、顔は若干濃いめ?整った顔立ち。

名前も知らない先輩。
雰囲気がなーんとなく、なーんとなくですよ。
レオナルド・ディカプリオに似ている気がする(;´д`)

でも当時ディカプリオの認知度はさほど高くなく、タイタニックはもちろん、ロミオ+ジュリエットも出来ていなかった。

その時ハリウッド映画に詳しい友達が、「私が今好きなハリウッドスター」と言ってディカプリオの切抜を見せてくれた。

『あ…あの先輩に似ている』
そう思いました。

なんとかその先輩の名前を知ろうと、ジャージで通りかかるときを見計らって胸元の名前の刺繍に目を凝らしました。


『○○ ……』

名字は読めました!!
でも名前の刺繍は読めませんでした。

当時うちの学校ではジャージの着方に変な流行りがありました。

1.とことん大きく…この頃うちの学校ではダボダボのジャージを着るのがかっこよしとされていました。
ジャストサイズはもってのほか。ダサい。
ズボンは、床につくくらいがちょうどいい。
どんなに華奢な女の子でも3Lは着ていました。

2.とことん崩す…きちんと来ているのはダサい。とにかくあの手この手で崩す。穴が空いても気にしない。
ストーブで溶かす。
折り返し部分の糸を全部ほどくなどなど…

話が脱線しましたが、こんな風潮があったため、先輩は胸の刺繍をひきちぎったんでしょう。


その後、保健室前に虫歯の人リストが貼り出され、先輩の組と名字から名前を割り出すことができました。
しかも、先輩は虫歯なのかぁ~(*^^*)
なんて、こんな情報でも当時は興奮したもんです