四十九日 




審判を受けて天国に逝く日らしい。






本当にあっという間に逝ってしまったよね。






私から見たら
まだ全然死を受け入れていないまま
逝ってしまった気がしてるよ。






全然詰めて話せなかった。
話そうとしなかった。






話したくなかったのかな?
自分の最期はどう思ってるの?





いつも私とは違っていた。
自分の思うままに突き進んだよね。






私が全て正しいわけじゃないし
どちらかというと私の方が偏ってるのかもしれないね。






お母さんの好きな選択をして
逝ったわけだから良かったんだよね?






お母さんに毎日のようにメールしてたから
それが出来なくて淋しい。






関西にも一度来て欲しかったな。
奈良の桜も見てみたかったよね。







孫の結婚式まで生きていたいって言ってたよね。
それが出来なかったから淋しい。








私は告知された時に
死を受け入れていたつもりだし
人が死ぬ事は当たり前で
70まで生きていてくれたからいいと思ってるよ。






だって私が70まで生きられる保証なんて何もないしね。





心ばかりのお花送ったよ。






またメールするね!
今まで本当にありがとう。