第2回 シン和飲句会 @メゾン・プルミエール・チャペル | 奥山久美子の美と健康のワインライフ

第2回 シン和飲句会 @メゾン・プルミエール・チャペル

メゾン・プルミエールをはじめ日比谷パレス、アンジェロコート、ENEKO Tokyo等を経営する松井様のご厚意により、第2回の句会は素敵なチャペルで12名で行われました

 

アペリティフは眺めの良いテラスで

 

英酒蔵(俳名)さんはソムリエ協会会報に、世界情勢について毎回興味深い記事を連載されています

先月の英酒蔵さんのワイン句「しんしんと雪に守られナナツモリ」は、最多の"天”を獲得しました

 

麹谷会長は、1980年に描いた絵のリトグラフをお披露目

鮮やかな幾何学模様が、当時の麹谷先生の心意気を表現しているのか

 

今回は「chatGPT等を使うAI句 vs Human句」どちらが優れているか等を検証しようと、相変わらずアヴァンギャルドなテーマを掲げられた

 

IT関連の仕事をする方が多いにもかかわらず、結果は1名以外はHuman句だったというのも面白いが、

実際はAIに知識を与えて育てていかなければ、中途半端な句になるようです

 

メゾン・プルミエールのグループは、シャンパーニュにはメゾン、リオハにはワイナリーを所有していますが、結婚式などの宴会を行う各店舗で大いに活用されています

 

マグナムの「ラ・ベル」の華やかなデザインは、ランスにあるこのメゾンのお嬢さん(現在はグッチにお勤め)がルイ・ヴィトンのデザイナーになる前後に描いたとのこと

エレガントでバランスの良い味わい

 

フォアグラテリーヌのサンド

 

帆立貝のマリネ、キャビアクリーム

 

旬野菜とトリュフのリゾット

 

漁港直送鮮魚のポワレ、ブイヤベースを注いで

 

国産牛フィレ肉のロティ、赤ワインソース

 

 

 

ラ・ベルの他には、

ブルゴーニュ・シャルドネ2020、ドミニク・ローラン

ウカン2018、リオハ・アラヴェサ地区のウカン・ワイナリーがテンプラニーリョ100%で造るスパイシーさと力強い果実味のバランスが良い赤

 

桃花さまが私のワイン句「ソレイユのヴィニュロンランチ木の芽張る」を"天”に選んでくださいました

 

木の芽が張る(膨らむ)季節になると、サヴィニ・レ・ボーヌのレストラン「ソレイユ」の昼時には、ブドウ栽培者達が大勢ランチを食べに来て活気づく

 

昨年の4月に私が見た情景を表現してみました

 

唯一のAI句「笑顔満つたんぽぽのごときモンラッシェ」

 

”帽子を手にし跪いて飲むべし”

アレキサンドル・デュマがモンラッシェについて語った名言があるように、

豪華絢爛な白ワインの最高峰であるモンラッシェが「たんぽぽ」では心に響かないのでは?

ムルソーならぴったりだけれど、1文字足りないのが難しいところです