余市編放課後クラス会 @Two Rooms
余市編クラス放課後は、12人で青山の紀伊國屋があるビル5階「Two Rooms」の個室へ行きました
ワイン持ち込み料が5500円と聞いていたのに、行ってみると3本目から7700円とは高額
お料理は伊達鶏のグリルやポークチョップ等
それよりも驚いたことは、音楽が大音響極まりなくまるでバブル期のディスコを思い出すほどで、周りは外国にいるような雰囲気満載のツールームスでした
持ち込みワインはゴージャスなものばかりだったので、その素晴らしさと皆様の会話によって楽しい素敵なクラス会になりました
シーザーサラダとフレンチフライ
エグリ・ウーリエ、ブラン・ド・ノワール
アイ村のパワフルなピノ・ノワール100%をドミニク・ロランの極上樽で発酵・熟成したベースワインを二次発酵するので圧倒的な複雑なコクと芳醇なミネラル感がある
エティエンヌ・ソゼ、ピュリニ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・アモー・ド・ブラニ2018
ブラニ字(アモーは字の意味)という名の1級畑は、ピュリニとムルソーの間にある
AOCブラニ1級畑は、ピュリニ1級畑と比べると重厚な果実味とミネラル感が特徴で繊細さが無いのが興味深い
ドメーヌ・フェヴレ、バタール・モンラッシェ2019
とてつもなく凝縮した果実味とコク、リッチなフレーバーが立体的にひろがり見事な味わいの2019年
長野県上田市のメルシャン椀子ヴィンヤードは2006年、ワイナリーは2019年に完成
2021年ピノ・ノワールは充実した果実味と洗練されたタンニンのバランスが良い本格派(オーセンティック)
イレンカは2012年に北海道岩見沢に設立された小さい生産者の2017年ピノ・ノワール
ロゼのように非常に明るい赤色で、気候風土を映し出しているナチュラルな造りと思いますが淡い味わい
ドメーヌ・クロード・デュガ、シャペル・シャンベルタン1999
20世紀最後の偉大な年に加え、クロードさんの卓越した畑仕事によるエッセンスの凝縮度の高さと旨味が凄い
当時の造りは今と違い濃いワインが最上級的なこともあったが、クロードさんの場合は生命力のあるブドウからくる上品な味わい
コルギン・カリアド2005
ナパ・ヴァレーのカルト・ワインとして高名なコルギンのカリアド(ウェールズ語で愛)は、カベルネ・ソーヴィニョン55%にメルロ、カベルネ・フラン等がブレンドされたボルドー右岸のようなベルベットテイスト(滑らかで厚みがある)
2005年はパーカーが初めて100点をつけたヴィンテージ、そして今までに4回も100点獲得するのが納得の豪華絢爛な味わいでした(パーカー信者ではないが)
20年近い熟成を経たとは思えないほど香り高い花束やベリー系リキュール、チョコレートに甘草の甘いスパイス、桁外れの凝縮感と爆発的な旨味
アルコール15.6%のわりに格調高いことに感動しました
最後に飲んだドメーヌ・シモン・ビーズ、サヴィニ・レ・ボーヌ・オーヴェルジュレス2017
コルギンの夢から覚めた後に、ホッとする優しさと繊細さが感じられるコート・ドールの素敵な景色が見えるワインでした