シャンパーニュ、ブラン・ド・ブランとチーズのマリアージュ放課後
春期クラスの第一回目はシャンパーニュのブラン・ド・ブラン
最も繊細でエレガントなシャンパーニュなので、チーズは同様に繊細な味わいのシェーヴルや白カビタイプです
タミエやルブロションのような、優しい風味のセミハードも調和します
おまけは、イタリア、ピエモンテ州の「ラ・ロッサ」という桜の葉に包まれたロビオラ
熟成してトロリとした強い桜の風味も、ブラン・ド・ブランに合いました
優秀なレコルタン・マニピュランであるアヴィーズ村の「ド・スーザ」と「アグラパール」は、ブルゴーニュのドメーヌ的な造りでテロワールから届くミネラル感と酸が
力強く
「ドウラモット」と「ビルカール・サルモン」は、エレガントでハーモニーを重視した味わい
放課後は、アン・カフェに18人でクラス会
18人になると、1本のワインで18杯取りは少量なので、スクールで2本ずつ購入したものも持込みしました
ゴッセ・セレブリ・ロゼ2007
エクストラ・ブリュットなので鶏肉料理に良さそうな、洗練されたしたロゼ
59%シャルドネ、41%ピノ・ノワール、赤ワインを7%ブレンド
MLFを行わないのが特徴で、リンゴ酸がキリリとしている
ピュリニ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・クロ・デ・フォラテイエール2014
ドメーヌ・ポール・ペルノは透明感のあるミネラルと酸が綺麗な造り手
2014年はふっくらとした果実味がありバランスが良い
ピュリニ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・シャン・カネ2013
ドメーヌ・ラモネ、雹の被害で苦労の多い2013年なのに、豪奢な果実味とミネラル感と旨味が豊かなのは、まるでマジックのよう
ニューヨークで購入されたというオスピス・ド・ボーヌ
ボーヌ・プルミエ・クリュ、畑を寄進したギゴーヌ・ド・サランは、ニコラ・ロランの妻であり、オスピスを創建した人
この畑のキュヴェは毎回安定して素晴らしく、2012年は果実味がゴージャス
もう1本、オスピス・ド・ボーヌのニコラ・ロランが寄進した畑の2012年がありましたが、写真を撮り忘れ残念
こちらも、エルヴァージュは違えども同じような味わいでした
レコルタン・マニピュランのヴィルマールが造るプレステイージュ・キュヴェ
クール・ド・キュヴェ2008
レコルタンのクリュッグと言われていて、オートクチュールな樽発酵をしたワインを二次発酵させている
厳格なタイプでクリュッグのような華やかさがないけれど美味しいです
次回のクラス会も楽しみにしています