Jacquart ジャカールセミナー@アカデミー・デユ・ヴァン
3日前にウエステインホテルのビクターズで行われたジャカール・シャンパーニュ・デイナー
最高醸造責任者フロリアンヌ・エズナックさんに、再びセミナーでお会いしました
ジャカールは1964年創立の若いメゾンであり、まだ知名度はひくいですが、シャンパーニュ地方の有力な3つの栽培協同組合を所有
ブドウ畑の広さは、2200ヘクタールでシャンパーニュ地方の畑の7%を占め、そのほとんどがグラン・クリュとプルミエ・クリュの村にあるというのだから凄い
ジャカールのエレガントで洗練されたスタイルは、2009年にヴーヴ・クリコからジャカール社長に就任したローラン氏の改革が大きい
若いフロリアンヌをセラーマスターに抜擢してから、劇的に品質向上
今後の注目株の筆頭です
ラベルには、ジャカールのシンボルになっているペガサスのマーク
トランペットを持っているペガサスは、神話にでてくる神と人間に情報を伝えるメッセンジャーです
プレステイージュ、キュヴェ・アルファ2006と2010を比較試飲すると
フロリアンヌが醸造・ブレンドした2010は、2006よりも透明感のあるミネラルとフィネス豊かなスタイルで、ドザージュも5グラムと少なめ
キュヴェ・アルファ・ロゼ2010は、やっぱり圧巻の美味しさでした
ロゼとして、これほど華やかでエレガントな辛口は貴重な存在
2010が初ヴィンテージです
モザイクやブラン・ド・ブランは、フレッシュさと活き活きとした酸とミネラルのハーモニーが魅力的
フロリアンヌの次回の来日は、11月に伊勢丹で行われるノエル・ア・ラ・モード
また、お会いするのが楽しみです