ハプスブルグの料理とワインのペアリング@銀座
NHKクラス放課後に、美味しいオーストリア料理&ワインを楽しみに8人で「ハプスブルグ・ハイルヒエン」へ
今回は2万円でコース料理に合うワインを5種類だしていただき、本格的な伝統料理を満喫
オーストリア語はドイツの京都弁のようなものだと聞きましたが、慣れない料理名が難しいですね
そして始めから肉料理が多く、ボリュームが凄かったです
キッチンからのご挨拶 右からディル風味の胡瓜のスープ、太刀魚の炙り焼き生姜ビネグレット、鶏肉のピカタ風のものトマトソース
Stift Klosterneuburg Klostersect Brut 写真を撮り忘れたゼクト(スパークリングワイン)は、グリューナー・フェルトリーナーとヴェルシュ・リースリングが半々の爽やかでミネラリーなタイプ
Hajszan Neuman Gemischter Satz Nussberg 2011
ゲミシュター・サッツとは英語でミックスセットという意味で、9種類のブドウ品種が畑に一緒に植えられ、混醸(品種を混ぜて発酵)されるウィーンの名物ワイン
薬草、ハーブ、スパイスの風味が強く、特製マスタード(メープルシロップ・ホースラディッシュ入り)付のハムと合わせるとミネラル感が際立ち美味しくなる
ウィーン伝統の骨付き熟成ハム”ウィーナー・バインシンケン” 梅山豚(メイシャントン)の旨味と特製マスタードと共に
5種類のニシンのマリネ 中央にあるのはトマトのマリネとカルトフェルプッファー(焼いたジャガイモ)
ニシンはオレンジコンフィやビーツ、赤いパプリカ、林檎、ピクルス、ビーツ、グリーンピース等を使い色鮮やか、フランス料理に比べると全体的に甘い味つけ
ここでは北海道のニシンだけれど、オーストリアはイタリアのアドリア海から来るとのこと
ウィーンのコンソメスープに新玉葱と佐助豚のシュトゥリーデルを浮かべて
ミートローフも食べ応えがあり、コクのあるスープでお腹いっぱいになってくる
Jurtscitsch Sonhof Gruner Vertliner Loiserberg 2013
グルーナー・フェルトリーナーは、コクのある肉入りコンソメスープと合わせると、岩塩と白コショー風味がマリアージュする
信濃雪鱒をソテーにして野菜のグリュステルと共に 三種の葱のビネグレット 黒胡椒の香り
真白い肌の珍しい鱒はパリッと香ばしく、ジャガイモ等の濃厚な付け合せは素朴なのかリッチなのか分からない感じだが大変美味
Machhernadl Riesling Alte Reben "Yin & Yang" 2007~2008
陰陽のまが玉マークのあるリースリング 07が隠、08が陽なのかしら
Rosi Schbuster Sankt Laurent Burgenland 2010
赤はザンクト・ラウレント このブドウはピノ・ノワールが自然交配したもので、ピノ・ノワールと似たエレガント系が多いと思っていたら、鉄・土・スパイスのフレーヴァーがシラーに近い感じ
セメル粉で香ばしく揚げた雛鳥とルッコラのサラート、パンプキンシードオイルのソース
雛鳥は旨味たっぷり、サラダはこってり モーツアルトもよく食べていたという伝統料理だ
リヴァンツェン(パンケーキ)とハイデルべーレンソース 牛乳のソルベとバニラの香り
ウィーン旅行をしているような素敵な夜を記念して