ブラン・ド・ノワールとチーズのマリアージュ放課後@アンカフェ
シャンパーニュ地方のグラン・クリュであるアンボネ村は、最高級のピノ・ノワールが育つ土地であることに加えて、栽培・醸造においても芸術性の高いメゾンが揃っています
最高峰であるエグリ・ウーリエは、ドミニク・ローランのマジック・カスクでアルコール発酵をしているほど見事なもの、エリック・ロデズは元クリュッグの醸造長というセンスの良さ、ポール・デテュンヌとマルゲも最上のブドウから洗練された美味しいブラン・ド・ノワール造っている
最も力強いタイプとはいえ、ミネラル感たっぷりの繊細な酸が豊かなのでシェーヴルや白カビチーズにマリアージュしました
放課後はADVの学食と呼んでいるアンカフェへ7人で行きました
私が持参したのは、ドメーヌ・デ・コント・ラフォンの当主であるドミニクが個人的にワイン造りをしている「ドミニク・ラフォン・ムルソー・レ・ナルヴォー2011」
コント・ラフォンには株主が大勢いるので、子供に相続出来るように自分のブランドを立ち上げたのが2008年から
ナルヴォー畑はどっしりとしたワインを生むが、2011年は優しい感じ
シャトーヌフ・デュ・パプ2011の白ワインは全体の5%ほどしかない希少品、でもオイリーでスパイシーだから中華やエスニックにはよいけれどサラダには合いませんね
ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ・レ・シェーヌ・カルトー2008 ドメーヌ・アンリ・グージュ
NSGはとにかくジュヴレ・シャンベルタンよりも土・スパイス・鉄のニュアンスが強く、熟成が進んだガーネット色からは野趣あふれるなめし革風味が強かった
R君が前回も持ってきてくれたものだが、珍しく地味なエシェゾーだ
タルラン・キュヴェ・ルイ・エクストラ・ブリュット
ピノ・ノワール50%、シャルドネ50%、小樽発酵したボディのしっかりとしたタイプで、ドザージュも少なくドライで美味でした
最後に美味しいシャンパンを飲んでから帰ると、その余韻を長く楽しめるから嬉しい