シュヴァリエ・デュ・タストフロマージュ
シュヴァリエ・デュ・タストフロマージュの叙任式2010/01/15 13:26
フランスチーズ鑑評騎士(シュヴァリエ・デュ・タストフロマージュ)の叙任式と祝宴が、飯田橋のホテル・メトロポリタン・エドモントで行われました。
今年も国内外で活躍をしている26人のフランスチーズの専門家や愛好家がシュヴァリエに叙任されました。
川島なお美ちゃんのご主人である鎧塚俊彦さんは、宇宙一の結婚披露宴で作った「タルト・フロマージュ、グラス・ゴルゴンゾーラ添え」をはじめ様々なチーズを使い極上のデザートを考案されています。これからも、美味しいチーズ入りの素敵なデザートが次々と生まれるのでしょうね。
なお美ちゃんは、2000年にチーズのシュヴァリエに叙任されたのだけれど、もう9年も前の事とは時が経つのが早くてビックリ。
私は1998年だから、11年前になります。
また、1999年に奥山クラスのステップ1に入学して以来、今も通っていらっしゃるMちゃんとR君も今回、めでたく叙任されました。
Mちゃんは自社のレストランで大好きなチーズを沢山扱っているし、R君はこの10年間、山のようにチーズを食べて、大勢の方に美味しさを広めているという理由から偉大なる愛好家として認められたのです。
昨年、叙任された真実ちゃんも1999年の同じクラスだったので、久しぶりに3人揃い、人生のひとつの節目を、一緒にお祝いできて嬉しかったです。
お料理は、前菜に「フランスチーズの盛り合わせ」。昨年同様、重箱に入っていて、とってもおしゃれ。
「エドモント風6種の前菜」
「鮟鱇と帆立貝のポワレ、ムール貝風味」
アルザス郷土料理の「クグロフ」という干しブドウ入りのブリオッシュと、「ベッケオフ」という牛肉・豚肉をじゃがいもと玉ネギで煮込んだ、肉じゃが風料理は非常に珍しく、とても味わい深かった。
ワインは、乾杯がヴァン・ムスー(フランスのスパークリングワイン)というのは寂しいけれど、南仏のヴァン・ド・ペイの赤ワインは円やかだったので肉じゃがにマッチングしていました。
チーズのシュヴァリエの会は、ワインのシュヴァリエの会に比べると、食に対して、より大らかに楽しんでいるように感じで、とても和やかな祝宴です。
叙任された方達は、今までのチーズに対する熱い思いが認められたということで、本当に良かったです。
おめでとうございました!