あの日…の裏話~バースプランとパートナーシップ~ | 【千葉・オンライン】 はじめのいっぽのブログ

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皆さん、こんにちは。
産褥婦・ドゥーラのいし井です。

 

先日、産まれた日のことを記しましたが、

裏話も記しておこうと思います。

 

出産するにあたって、バースプランを書いておきました。

そして、パートナーとの色々なやり取りもあったりして。

そういうところも記しておこうと思います。


バースプランとはご存知ですか。
出産するにあたって、私は主体的にどうしたい、ということをプランニングすることです。
これを医療従事者と話し合いながら、ではこういうふうにしていきましょうね。

と相互理解したうえでお産を迎えるものです。

私のバースプランは
●会陰切開などの医療処置はなるだけ避けたい。
●できれば家族(特にパートナーと)で出産を迎えたい。

●フリースタイルでの出産をトライしたい。
が3本柱でした。

前回は、どうしても最後切開が必要になって切開に至ったのです。

 

そして、パートナーも超繁忙期で早朝までは付き添ってくれましたが、

それから泣く泣く仕事へ向かい、その間出産しました。

「仕方がないよね、仕事だから…」
と思っていましたが。

ーーー本音は「ーーー一緒に迎えてほしかったなぁ」

 

そして分娩台であおむけでの出産でしたが疲れ果てていたのもあって、

全くいきみたい感覚も分からず、モニターを見て促されていきむ、という状況でした。

また、パートナーが前回立会いをしていないこと、彼の方が周囲を気にしてしまって、

私の介助に集中できていなかった(印象があった)ので、

彼のサポートをお願いしたい、ということも伝えました。

スタッフの方は勤務交替もありながらも、しっかり申し送りくださったので、

パートナーへのフォローもしてくださりありがたかったです。

 

途中、息子が飽きてしまい、分娩室から出てしまうこともあって私が一人きりになってしまうことも。

私は、バースプランの中で

●パートナーには立会いができる状況ならば最後までそばにいてほしい。

とも希望していました。

そこもスタッフの方は考慮くださり、私が付き添って欲しいことを希望しているので、とお声掛けくださいました。

私の意見をまず優先に尊重してくださったのは、本当にありがたかったです。

 

そこで私も彼に直接

ーーそばに居て支えてほしい。それが無理ならば実家の両親に来てもらい息子は観てもらう。
とも言いました。

 

息子と、ではなくて、私のそばにいてほしい。

 

事前にコミュニケーションが取れていればよかったのだけれど、ーーー伝えていられなくて。

息子にも立会いは希望していたけれどーーー。

それでも、息子より私のそばにいてほしい、って。

けれど、この状況でも直接言葉で伝えられてよかった。

彼は、そうか、と言って息子とも話をし、それからは離れずに居て支えてくれました。

前回のお産、また、これからのお産を迎えるにあたって
パートナーにどうしてほしいのか、希望のある方がいたら、
ぜひ、その希望はパートナーへ伝えてくださいね。

 

遠慮すること、あるかもしれない。

 

ーーー仕事の都合があるかも。

こんなこと言うと迷惑がられるかも。

嫌だって断られるかも。

 

でも、本当の気持ちを伝えないと後悔しちゃう。


せっかく人生の中で数回しかない「出産」です。
しかも、もしかしたら万が一のことがあるかもしれない。

その時に「本音を伝えられなかった」と産後にモヤモヤするんだったら、
ぜひ勇気を出して伝えてほしいです。
私も前回抑え込んでいたけれど、結局全然自分の中では消化できていなくてーーー。

 

それが出産の最中であっても。

私は今回、人伝いだけでなく直接気持ちが伝えられてーーー本当によかったです。