来週はいよいよ競馬の祭典、日本ダービー❣️
そこで、ダービーに出走を予定しいる人気上位馬の血統をテシオ理論で考察する。今回はダノンベルーガを取り上げる。
人気しそうな、イクイノックス、ジオグリフは2歳時に取り上げたのでそちらをご覧ください。
ダノンベルーガ 2019.2.7鹿毛
(netkeibaより転載)
対象祖先
父ハーツクライの劣性期①の種付で、母父Tizwayを0遺伝とみれば、優先種牡馬は…、代々劣性期の種牡馬が種付されており6代母の父Purdentまで優性期の父がいないという配合。優先種牡馬はPurdentとみて、対象祖先をTo the Rainbowとする。ハーツクライの形は継いでいない。
To the Rainbow 1991仏国産 鹿毛
12戦未勝利、競走成績の詳細は不明。
そこで優先種牡馬に目を移すと、
Prudent 1959 米国産 栗毛
6戦4勝、主な勝ち鞍、モルニ勝(仏・芝1200)、サラマンドル賞(仏・芝1400)、フォンテンブロー賞(仏・芝1600)
適性
欧州芝マイラー、小回りは苦手。距離はもって2000mまで、それ以上は厳しい。
耐力
ボトムライン活性値は(16/32=50)で平凡。強い調教、輸送、遠征、連戦では割引きが必要。
配合
父・Ne0・サンデーサイレンス系
母父・Ma・マッチェム系
母母父・Ne0・ナスルーラ系
母母母父・Ne0・ニニスキ系
父系の3本がネアルコ0、母父が異系のマッチェム系のシェパード配合となっおり、1/4異系配合も完成した素晴らしい組合せ。アウトブリードで雑種性も高い。闘争本能、ボス性にも優れている。
総評
ボトムラインの代々マイラーで2000mでも長いと思われ、新馬、共同通信杯は能力の高さで勝ったものの、皐月賞は良くぞ4着まで来た、流石だなという印象。クラシックは一生に一度しか走れないのでチャレンジするのはいい。闘争本能に優れ、大舞台でも引けを取らないが、ダービーの東京2400mは明らかにミスマッチ。NHKマイルCなら本命にしてもいい。
スローの瞬発力勝負なら馬券内はあるかもしれないが、距離の壁にぶち当たることが想像出来る。秋はマイルに路線変更することが彼にとっては理想的。
母コーステッドは優性期の種牡馬を配合すれば、必ず父の形を出せる繁殖牝馬で、今後の産駒にも注目したい。








