給紙機から紙がテーブル上に送られてきて、圧胴に紙がくわえられる前に、紙の位置を正しく規正・・・
すなわちレジスターすることが必要です。
そのために縦方向(圧胴の円周方向)については、紙の前縁を2点の前当てで受け止め、続いて紙を横に引くか、または押して横針(横当て)に当てる、といったレジスター機構が用いられます。
これによって、不正位の紙が、正しい位置に規正されます。
前当てでは、紙の衝突の力で先端部が上や下に曲がったり、バックリング(押されて波形のしわができる)を生じる傾向があるので、案内を設けてあります。
この案内部と下の給紙テーブルの滑り板の間のすきまは、紙の厚みに応じて加減することも行われます。
前当てがスイングするための動きの中心が紙の上側になっていますが、中心が下側にある機械もあります。
なお前当てでの衝突力を軽減するために、大形機では、紙が前当てに達する少し手前で、減速運動をする予備前当てを使って、紙を制動することも行われています。
前当てに紙が到着してから、横針に当てるまでの、レジスター用に使える期間、すなわち紙の前進を止めておく期間は、つぎの紙が追いかけてくるため、多くはとれません(印刷胴の回転で120.以下くらい)。
したがってその間にトナーカートリッジ
での印刷やレジスターが完了しないことも起こります。
その原因は主として給紙機での紙の送り出され方の不正常にあるのです。