日光東照宮といえば、「見ざる聞かざる言わざる」の三猿(さんえん、さんざる)が有名で、日本語での語呂合わせと「猿」がマッチし過ぎていて、日本発祥のような印象があるが、似たような表現は、古代エジプト、インドやカンボジアのアンコールワットにもあり、英語表現にもある。
日本には『論語』からの引用を天台宗が広く説いたと言われている。
何を見るべきではないのか
何を聞くべきではないのか
何を言うべきではないのか
仏教的解釈となるので、それらは全て「心を惑わすもの」となり、自分にとって都合の悪いことや相手の欠点を見たり聞いたり口に出すことはしないほうが良いとう戒めである。
可愛さのあまり、うっかり手に取ったが、よく考えればサル年というわけでもなので、写真だけ。