映画「茜色の約束」を観て | MERKABA~マカバ~

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茜色の約束

映画「茜色の約束」は塩崎祥平監督が

自身の出身地である奈良県郡山市を

舞台に脚本をも手がけた作品。


私は昨年4回奈良に行き大和郡山市を

通り過ぎたこともあった。

バスの窓から見た郡山城の古い城壁と

古くからの地場産業であるという金魚。

駅からバスターミナルまで歩いたときに

通った歴史のある町だからこその今と

なっては細すぎる道に軒を連ねる街並。


朝早くて店はみな閉まっていたが

この街中で買物して、夕食には

父や母、弟と一緒に食卓を囲みたい、

子供に戻って。

何故だか一瞬そんなことが頭の中を

よぎった。特にこれがというものを

目にしたわけではないけれど

大和郡山は名は心に残っていた。


この映画に描かれているのは

大人の事情と子供が秘めた夢。

大人の事情は挫折と欲望。

子供の夢は孤独の中に灯る

小さな希望と淡い恋心。


大人の事情に飲みこまれかけた

子供の夢を膨らませるのは

消えかけた昔語りから現れる

青い金魚。

青は、聖なる気づき、真理、調和

平穏、そして希望の色だ。


映画が終わった時に、目に涙が

浮かんでいることに気が付いた。

それは、映画の中での子供たちの夢が

叶えられたことによるのではなく

私自身が、子供の頃、幾つも灯した

小さな灯りを時には自分自身で

吹き消した時の哀しみと後悔の涙。

今考えると、たぶん、そう。


子供の夢。

将来の自分の収入に繋がる実益のある

ものが望まれている気配のある近頃。

でも、短い瞬間に美しく光輝く夢という

のもいいよねぇ。


「茜色の約束」
6月9日(土)~
群馬県太田市・イオンモール太田

片道2時間かかりましたよ~
まぁ、奈良に行く半分ですね。