
石見銀山・大森地区は、3つの地区に
分けられ、3つのポイント地点がある。
最も山裾で、石見銀山資料館や
大森町最大の商家・熊谷家
大森代官所跡のバス停があるAポイント。
そこから、800mほど、山へ向かった
Bポイントまでが街並み地区で
武家や商家、社寺仏閣、カフェなど
が軒を連ねている。
音声ガイドを貸してくれる
大田市観光協会の案内所は
Bポイント付近。
そのBポイントからは道筋は2つあり
町並み地区からの道と自転車禁止の
遊歩道が並行しているCポイントまでは
龍源寺間歩に向かう2.3km。
距離は長いが、お寺や神社があるほか
はほぼ何もないが、山には山吹城跡も
あるという銀山地区。
Bポイントから世界遺産センターや
土日祝日限定で予約が必要な
大久保間歩がある石銀地区。
A→B 800m、B→C 2,3km
宿はAポイント付近なので
何もしなくても往復すれば6km以上歩く。
翌日は雨の予報になっているので
貸自転車を借りて隆源寺間歩に向かう。
山道だから電動付きが希望だったのに
残念なながら出払っておりまして
途中、観光案内所に寄って
音声ガイドを借りた。
見た目には、さほど感じないけれど
Cポイントに向かう道は、ずっと上り坂。
途中、なんで自転車進まないんだろう
と思った傾斜が強くなる部分あり。
自転車に乗ると、カメラ使う余裕が
ないのが辛い。

この茶屋が見えると駐輪場まで見えると
駐輪場まで、あとわずか。間歩までは
その先を少し歩くことになる。
この辺りから、スマホへの電波が
届かなくなるのだった。

昔の番屋(管理小屋)だったのかそうでも
ないのか、チケット売り場。
観光というよりはアドベンチャーな
雰囲気の漂う、坑道入口。

内部は幅0.9~1.5m、高さ1.6m~2m。
この坑道は、ほぼ水平に630m続いている
そうだけど見学できるのは156mまでで
そこから新たに掘られた連絡通路へ
通り抜けで、ここには戻ってこない。

そうしろとは書いてなかったが、懐中電灯
持参の私。黄色っぽくなっているのは
光の加減で、肉眼では濃いグレーの岩。
手掘りだったのでノミの跡がビッシリ。
ところどころ、天井から水が滴っていた。
岩には同じ方向に割れ目があって
その割れ目に地下から金属分を含む
熱水が幾度となく通ったときに銀や胴の
成分が残って、鉱山になったのだとか。
坑道は1本道で、ところどころ脇に
上や下に掘り進んだ箇所があるけれど
立ち入り禁止。地上へつながっている
上方から風が入ってくる場所もあったりした。
水が浅く溜まっている箇所があったりは
したが、整備されていて、暗くて困るとか
足元が危ういといった場所はなかった。
連絡通路に入ると採掘の様子を
描いた絵と説明文のパネル展示。

これは水を汲み上げている様子。
水が染み出す暗い坑道で粉塵にまみれ
採掘していた坑夫たちは、30歳になると
お祝いするほどに、早死にしたそうだ。

連絡通路は幅も高さも充分あるので
出口のほうが立派だったり。

石見銀山には江戸時代に銀鉱石が発見され
採掘されていた「福石鉱床」と明治・大正に
なってから本格的に採掘がはじめられた
「永久鉱床」との2つの鉱床がある。
龍源寺間歩は「永久鉱床」のほう
大久保間歩は「福石鉱床」にあるのだ。
土日祭日に来れば、両方見ることができた
のに残念。
...とはいえ、また来たいかというと
ちょっと考えたい。基本インドア派だし
鉱石マニアでも山歩き隊でもないしねぇ。

展示されてた鉱石。