「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」
法隆寺の境内に歌碑がある。
明治28年10月、正岡子規が法隆寺を訪れ
境内の茶店でやすんでいたところ
奈良名産の御所柿が盆に盛られて出てきた。
茶屋の前から石段を登っていくと西円堂の古い鐘楼があり
大きな黒い鐘がかかっていた。
(これが法隆寺の時の鐘で、昔から斑鳩の里に時を告げてきた。)
抜けるような秋空のもと、そそり立つ法隆寺の大伽藍を見ていると
西円堂の鐘楼から時を告げる鐘の音が響き始めた。
鐘の音は、法隆寺の裏山にこだまし、微妙なうねりを伴いつつ
斑鳩の里に伝わっていったことだよ。
穏やかで解放感があり、優しく健康的な俳句でございますね。
それはともかく![]()
6月に奈良に行ったとき、持ち帰りの柿の葉寿しのお店がチラホラあり
気になりつつも食べる機会がなかった私は
3か月後の今回 「柿の葉寿しを食べる」というささやかな目標があった。
JR奈良駅直結のホテルに泊まったので
コンビニに不自由することはなく←町に出るとコンビニがない
そして、ローソンとセブンイレブンの合間に
柿の葉寿し・平宗(ひらそう)の店舗があったのだった。
そりゃあ、その「御所柿」を食べたいのが本音だけど
「柿」となると、時期が問題。
JR奈良駅前から午後に出発する
奈良交通の定期観光バス半日コースを申し込んで
午前中は春日大社に行き、戻って駅前で柿の葉寿しを買って
一休みしてから、バスに乗るという完璧なスケジュール。
平宗で買った柿の葉寿しは、鮭と鯖の2種類6個。
あゆ寿し、なんてものがあったけど~
かなり興味津々だったのだけど~
...まずは、基本からですっ
鮭は3日食べないと私は気が狂うという魂の食材![]()
鯖は海外旅行から戻ると必ず食べる日本の食材![]()
...で、ございますので。
箱を開けると、柿の葉の香りがふわぁ~と漂って
柿の葉っぱって、こんなに厚みがあって柔らかいものだったっけ
と思いつつ、丁寧に包まれたお寿司を取り出して
...パクっ
奈良の柿の葉寿し、二大メジャーのお品ですので
(もう1店舗「ヤマト」ってところがある)
ご飯の堅さ、お酢の加減、お魚のほのかな香りと柔らかさが
バランス良く、作られております。
...満足![]()
バスガイドさんに
「柿の葉寿し、どこのものが好きですか?」
と尋ねたところ、この二大メジャーではない店舗の
吉野にある本店のものとの答えが戻ってきたのに
その店舗名を忘れてしまった。←メモしようね、私。
吉野に行けばわかるだろう。
吉野に行ってみなくっちゃ。

