もう半年以上前のことだけど...
「ダライ・ラマの映画があるけど」とダンナが言った。
即座に「観るっ!」と答えて、数日後に「クンドゥン」を観た。
泣けた(T-T)悲しいんじゃない。切なくて泣けた(T0T)
翌日にまた観た。涙が熱い。
我ながら、呆れる話だが、その翌日にまた観た。
3日続けて観て3日続けて泣いてから、ふと思ったのだ。
この映画は確かに心を揺さぶるが
涙の理由はこの映画だけではない。
そう、私は2004年5月にチベットに行ったのだ。
小さくて陽に焼けたチベットの人々の顔
薄暗いポタラ宮殿の中に満ちたヤク(ウシ科の動物)のバター灯明の匂い
寝ていても何度も目を覚ましたほどに乾ききった空気
サングラス越しでも強烈な日差し
そして
異様に数の多い傲慢な態度の警察官が浮かべた薄笑い。
その時の記憶と感覚が呼び覚まされ
映画と重なり合い、私の涙腺を緩めるのだ。
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