3月10日はうお座の新月

 

うお座は、水と関係していてからだの中の液体や粘液などの流れを表し、治癒や癒しのエレメントでもあります。

 

新しい可能性に出会うために魚のように泳いで、要らないものは水に流して手放し、スペースを作っていく、最後の仕上げです。

 

感度を高くしなやかに、流れにあらがうことなく、愛し信じながら身をゆだねていきます。

 

うお座で12の流れは終わりを告げ、次のらせん回転の新しいスタートおひつじ座が始まります。宇宙元旦といわれる春分に近い今回の新月は、最後の浄化のパワーにあふれています。

 

 

新月は、太陽と月が同じ星座で重なる時でもあり、その「星座」のエネルギーの影響が大きくあらわれる時でもあります。月の姿はみえませんが、星々が輝き、はじまりのエネルギーに満ちています。

 

新月から満月の間は、発展や成長のエネルギーが宇宙から注いでいる時期です。

 

その新月から満月の間に、パワフルな宇宙からのエネルギーの恩恵を頂きながら、より快適な充実した毎日につなげていくためのサポートが「12感覚チューニング」です。

 

私たちが外側の世界と出会うための道具である“感覚”を通じて、自分のからだやこころに、内側から宇宙のエネルギーを響かせ調和させていきます。

 

「12感覚チューニング」の全体概要はこちらをご確認ください。

 

毎月の新月の星座に合わせたあなたの感覚に目を向け、あなたがまとう波動、オーラを心地よい状態にセルフチューニングするヒントをご提案していきます。

 

うお座と味覚

 

うお座の感覚は「味覚」です。

 

味覚は、食べるという行為により口に入れたものを噛んで唾液と混ざりあう中で、舌で感じるものです。

 

食べ物を砕いて溶かし、自分の中に自分でないものを入れてよいかの判断するのが味見であり、消化の準備のサインを各臓器に送ります。

 

舌は活発に働き、健康にとって注意深く監視する機能を持っているともいわれます。

 

そして私たちがいのちを育んでいけるように、味覚という感覚は、食べる喜びを私たちに与えてくれます。

 

美味しいものを追求する現代のグルメ志向はありますが、何よりも食事が美味しく感じるのは、やはり「空腹」のとき。

 

自分に「今必要なもの」が美味しく感じるというのが、私たちに備わった本能でもあります。

 

また身体の材料、タンパク質は「旨み」という「美味しさ」をもって食欲を刺激し、ごはんの「なんともいえない甘み」で「おかわり」をしたくなります。

 

発達の過程から味覚を見ていくと、まず最初は「甘味」から取り入れます。噛むことで消化が良くなり、味が変化して現れたり、食べると幸せになったり、感情に作用しやすい味です。

甘さは緩めてくれるんですね。病気の時も赤ちゃんの離乳食などもお米や野菜の甘みから入ります。

 

次に取り入れていくのが「酸味」。酸味は目をさませてくれるような、ちょっとキュっと縮むこともあるかもしれないけれど、からだは受け入れていきやすいものです。梅干しとか柑橘類とか酢の物とか爽やかに広がっていくもの。目覚めの味覚。

 

そして「塩味」。ごく少量でいいのですが味を引き立ててくれる役割。意識の覚醒にも働くともいわれます。身体の代謝にも役に立ってくれる栄養素でもあります。慎重な思考と関係します。

 

そして最後、大人になった証拠みたいにも言われる「苦味」。酸味や塩味は舌先で感じますが、苦味は下の奥の方で感じます。今の時期、フキノトウやタラの芽、山菜やたけのこ、よもぎなどなど、アクが強くほろ苦さは、からだのデトックスも促してくれるものです。

意志の力が育まれます。

 

味覚は、こんなふうに私たちを外の世界とつないでくれ成長と共に変化もする、自分にとって害があるかないかの判断や内なる感情、意識ともつながる感覚です。

 

 

薬草は、慎重に味わうことで見つけ出した臓器に効き目のある植物。そして東洋医学においても臓器と味覚、そして感情はかかわりがあります。

 

肝経は酸味と怒り、心経は苦味と喜びすぎ、脾経は甘みと思い悩み、肺経は辛みと憂い、腎経は塩味と恐れという感じです。

 

いのちを潤すプロセスとしてみると、生きるためのさそり座の生命感覚を土台に、食べられるか食べられないかという判断や食欲の促進、感情ともつながる味覚につながります。

 

そしてそこからの進化で、口から発する言葉も実は味覚との関係を見つけることができます。

 

甘い言葉、苦い指摘や経験、酸っぱい(気難しい)話しっぷり、しょっぱい体験、何となく感覚的にどんな感じかわかりますよね。

 

受け取る「食べる」ことと、発する「話す」こと。口を通じての陰陽、霊性との調和の言語感覚へ。

 

味覚は、時間をかけて食材という世界との境界線をなくし、内なる感情や意識とつながり、外に出すエネルギーにも変えていく力となっていけるのです。

 

味覚チューニング

 

そこで今回の、味覚感覚チューニングは「食べる瞑想」

 

どうしても日頃は、食べる時にテレビを見たり、スマホを確認したり、ながら食べになってしまうことが多くなってしまいますが、

 

今回はひとりで食べることだけに集中し、ひとつひとつじっくりと感じて噛んで味わうことで味覚の奥深さや感情への広がりを感じてみましょう!

 

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【食べる瞑想】

 

 

食材一つ一つの「色」や「形」「香り」「食感」「味」「喉ごし」などに、丁寧に意識を向けながら、食事を行います。

 

①    まずは食べる前に深呼吸し、心を落ち着かせます。

 

②    食べるものの形をよく観察します。初めてその食べ物を見るように、いろんな角度からじっくりと観察していきます。「色」「形」「表面の凸凹」など、細かく観察します。

 

③    香りをかぎます。香りを嗅ぐことによって、どんな感情や思考が湧いてくるか(早く食べたいとか)、身体に何か変化が出るか(唾液が出てきた)などを感じてみます。

 

④    まずは食べ物を唇にふれて感じて、そして口の中に入れ、まずは噛まずに舌の上にのせて転がしてみます。舌の感覚、食べ物の表面を感じてみましょう。そして感じる味の変化や唾液が出てくる様子、はやく噛みたいという感情などにも気づいていきましょう。

 

⑤    今度はゆっくり噛んでいきます。噛んだときの食感や口の中に広がる甘みや苦み、口の中で変化する食感や味、ドロドロに溶けていく様子などをじっくりと感じます。美味しさや、はやく飲み込みたいなどの湧き起こってくる思考や感情にも目を向けてみます。

 

⑥    最後に、口の中でドロドロに溶けた食べ物をゆっくりと飲み込みます。「喉を通る感覚」にも意識を向けてみましょう。

 

ひとつひとつの手順をゆっくりとやっていくことで、今までに感じたことのない味覚が開かれていくかもしれません。満腹中枢も働くので、少ない量で満足感が得られたり、いろんな感情や感覚への気づきも生まれます。

 

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次の満月3月25日までの間に、最初に食べる3口だけ、最初の10分だけ、1食だけでと少しずつ増やしてみたり、1回だけでもいいので、じっくり集中してやってみましょう。全身で食べ物を感じることで、味覚はぐんと研ぎ澄まされます。

 

和食ってそういう意味ですごく味覚を研ぎ澄ます材料が整っている気がします。

だしの味噌汁や塩のおにぎりなどの味わいをじっくり感じるのもいいでしょう。

 

また味覚も研ぎ澄ますのは、食べないことで、自分のカラダの声に耳を澄ますファスティング(断食)も効果があります。

 

ちょうど私も今まさにファスティング5日目なのですが、いつもファスティングを終えて久しぶりに食べ物を口にすると、からだの中でエネルギーが生まれて温かくなっていく感覚や、食材の細かい味わいにも気づいたりします。

 

食べない時間をもつからこそ、食べることの大切さ、食材への感謝を思い起こすきっかけになるのです。

 

食べることで私たちの身体は出来ている、その喜びをかんじさせてくれるのが、味覚なんだなあと改めて実感します。

 

1年間かけてご案内してきた12感覚チューニングは今回で最後となります。

 

私たち人間は、感覚器を通して周りの世界と出逢い、そこからまた新しい自分にも出会っていきます。

 

宇宙と自分をつなげる12感覚チューニング。

 

長い間お読みいただきありがとうございました。

 

Wellness健康トレーナーのみやびでした。

 

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