夕食は同じ階の別室個室でいただきます。

移動も楽だし、ドアを開けたら廊下の向こうにスタッフさんが待っていてくれました。image

 

キレイな漣のようなテーブルランナー。

そして木のトレイが置かれていました。

 

掛け軸もあり、壁紙の色も落ち着いたいい色です。

 

寛ぎの膳。はじまりにお手拭きと一緒に出てきたのはかりん酒。

 
甘くておいしーい♬

 

まずは温物。

 

かぶら餡玉蒸し

 

最初蕪蒸しかと思っていたら、かぶら餡がかかった茶碗蒸しのようなものでした。

餡がかかったものが好きだし、茶わん蒸しも好きだし。

 

妙に収まりのいい器だなぁ、と思ったら受け皿にへこみがあった。

 

八寸はきれいな籠盛がやってきました。

こういうのって華やかでいいですよねー。

 

信州サーモン押し寿司

数の子春菊浸し

小袖巻き 鴨ロース青葱巻き

金柑釜いくら

里芋唐揚げ田楽

松葉黒豆 干し子

二色菊甘酢漬け

 

小さいものが細々と。里芋の唐揚げおいしかったなぁ。

干し子は初めて食べました。なまこの卵巣を干したものなんですねぇ。

お酒が飲みたくなる味でした。鴨も柔らか。押し寿司の酸味もとっても合格

 

テーブルの端に置かれたこの七味…どこかでも見たことある。

 

宿オリジナルの七味。裏側に大きく萃諏訪湖の文字が。

  

 

以前ここで見て買っちゃったやつですね。

 

さすが宿ごとに入っているものが違います。こちらは万人受けしそうな七味です。

おちあいろうのはバジル・ガーリック・紫蘇・山椒と、合うのか??と思われるものが

入っていて攻めているなぁ、という感じでした。

こっちもおいしかったけれど、買いませんでした💦


 

テーブルの端っこにコンロを持ち込んでお鍋の準備をしてくれています。

 

お椀替り

地鶏鍋

 

ぜーんぶスタッフさんがやってくれるので楽ちんです。

ゆっくりと八寸をいただいているうちに

 

完成!

つくねと粟麩、そしてたっぷりのお葱がなんとも美味しい。

お腹の底からあったまるわぁ。

 

お造り

信州お作り二種

 

岩魚と信濃雪鱒。とことん信州なのがいいですね。

もちろん山葵は安曇野の山葵です。ぷるぷるしてさっぱりとした美味しいお刺身。

 

そしてこちらはお品書きにはないひと品。

車海老と帆立、そして天使の海老ですよ。こちらのお刺身は甘々です。

 

焼物

柚子釜焼き

 

白身魚、銀杏、ゆり根、しめじ、蟹、帆立、生麩が入っておりました。

このひと釜にこんなにたくさん!

なんの風味かしら?と思ったら酒粕が入っているんだそうですよ。

 

中皿

信州そば

お蕎麦食べていなかったからうれしいラブラブ唐墨でさっぱりといただきました。

 

じゃーーーんビックリマーク

 

火の物

信州プレミアム牛すきやき

 

卵が生じゃないのがまたうれしい恋の矢

 

すきやきって…

 

すきやきって・・・

 

美味しいですよねえ。しゃぶしゃぶ派なんですけど、いや、ホント美味しかった!

 

ご飯

信州土鍋ご飯

香の物

自家製お漬物

 

日本人はやはり白ご飯よね!

 

ご飯のおともが香の物とお味噌汁だけじゃないってのがうれしい音譜

 

こんな感じで、もうテーブルはいっぱいですよ。

 

一番手前に醤油豆。そしてパリパリの海苔。

 

なめ茸。

 

時雨煮。奥に写っている山葵は鰹節と一緒にご飯にかけて頂きます。

 

お味噌汁には寒天が入っていました。

いやもう、これだけご飯のおともがあったら、何杯でもイケちゃいます。

 

そして最後のほうじ茶も凝っています。

 

こんな素敵な茶器で淹れてくださいました。

  

 

ステキ✨

 

嶺岡豆腐

 

嶺岡豆腐は胡麻豆腐の要領で牛乳と葛で作るのだそうです。

 

アイスクリームも乗っています。

師岡豆腐のねっちりとした食感ととポン菓子の食感がいい感じ。ドライ無花果の甘みもよいです。

 

ちょうど夫の誕生日だったので、デザートプレートを持ってきてくださいました。

 

あ、師岡豆腐の下には胡桃や豆菓子まで隠れていました。

うむ、プレートの華やかさには負けるけれど、味はダントツにこちらの方が良いです。

 

こんな床の間と和箪笥のある落ち着いたお部屋だったのでした。

  

 

お部屋にはお夜食が届けられましたよ。

確かポットには冷水…隣の器はアイスペールだったはず。

 

つやピカのおにぎり。塩結びでした🍙

 

ちょっと夜の館内散歩に。

 

こんなにステキな雰囲気でしたが、地酒Barを利用している人はいませんでした。

 

私たちは五蔵巡りをしてきてしまったのでね、自粛汗

 
こんな地酒が揃っていますし、飲み比べもできますよ。

 

お土産物コーナーにこのステキなティーポットがありました。

ただこの繊細なガラスを日常的に扱うのは、私には無理そう…あせる

 

ジビエの缶詰や諏訪湖豆。

  

 

お正月が近かったので、干支のうさぎの祝箸もありました。

 

ひっそりとしたエントランス。凛とした美しさがあります。

 

ささっとスタッフさんが出てこられて、写真を撮っているのを見たら

 

奥におりますので、遠慮なくお申し付けくださいね、と言って声をかけてくださいました。

 

ステキな対応でした。

 

この壁も美しいなぁ。箪笥もステキだけれど。

 

お部屋に戻ると対岸の灯りが水面に写ってとってもキレイでした。

 

お食事はですね。

お肉どーーーん!というようなものではないのですが、しみじみ美味しい。

大人の食事ですね。

なにかが突出しているというより、どれも写真を見てしみじみ美味しかったなぁって

思い出す感じのお食事でした。

また食べたいなぁ、季節を変えて。

でも、あのすきやきは冬ならではかな?

・・・やっぱり冬かな。