3連休は、 薬日本堂さんの漢方養生指導士養成講座・中級の授業。
今日は実習「プチ桂枝湯作り」がありました
「桂枝湯」に使われているのは、
桂枝(けいし)、芍薬(しゃくやく)、大棗(たいそう)、甘草(かんぞう)、生姜(しょうきょう)
↑桂皮(けいひ)の場合もあり
医薬品である「芍薬」を除いて、食品として買えるもので、
「桂枝湯」に近い“プチ桂枝湯”を作ります。
市販のものだと、
・ナツメ片 … 5g
・リコリス(灸甘草) … 2g
・ジンジャールート(乾燥ショウガ) … 1g (生の場合は3g、スライスして入れる)
として販売されているものが使えるそうです。
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まずは材料をそれぞれを計量。
桂皮3g、大棗5g、甘草2g、生姜1g × 人数分
右奥から大棗、桂皮、甘草、手前が生姜です。
上の材料を、フネ(白い器)8つに等分していきます。
この時、量の多いものから分けていくのがポイントです。
(大棗→桂皮→甘草→生姜 の順)
等分したら、1フネ分を1包に詰めていきます。
計った時に、1包が 11g ならOK
(内訳は、大棗5g、桂皮3g、甘草2g、生姜1g)
最後に、機械で包を閉じて、完成です
持ち帰りやすいように、乾燥剤と透明の袋も用意してくださってありました
いたれりつくせりです
持ち帰った“プチ桂枝湯”は、
煎じて飲んでもいいし、お粥を炊いてみるのもいいそうです。
「桂枝湯」は風邪のひき始めという意味で、「葛根湯」と共通していますが、
「桂枝湯」は体力のあまりない人向き、「葛根湯」は体力のある人向きという違いがあります。
「桂枝湯(けいしとう)」は、漢方の原典である「傷寒論(しょうかんろん)」、に記載されている漢方薬です。
体力が低下している時の「風邪の初期」の頭痛、のぼせ、熱が出てゾクゾクし、汗が自然ににじみ出るなどの症状に効き目があります。
2年前に実習をされた方のアメブロがあったので、リブログさせていただきました。