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人生は山あり谷あり。日々のいろいろなことを少しずつ。

4月になる前に、なんとか去年の振り返りを済ませたい汗
てことで、今回はお仕事の話じゃなくプライベート編です。

rabbit* 南イタリア旅行

6月に9日間ほどお休みを取って、母&祖母と一緒に
ナポリ・カプリ島・アマルフィ・アルベロベッロを回ってきました~♪
ツアーじゃなくDolly手配の個人旅行です。


左:本場カプリ島で食べるカプレーゼ。

右:青の洞窟の入り口を上から眺めたところ。



はじめて行った「青の洞窟」。

お天気も快晴で、とてもキレイな碧でした。



映画で観て憧れたアマルフィ海岸♪



とんがり屋根のトゥルッリが有名な街・アルベロベッロ。


ローマやフィレンツェには行ったことがあったので、
今回は南イタリアに絞って廻ってきました。

気候があったかい街は人もあったかい。
そしてのんびり、テキトーな感じがして、楽ちん(笑)

早めに就寝する母&祖母をホテルに残して、
わたし一人で夜の街を出歩いたりしてみたけれど、
治安が悪いどころかとってもみんな親切。

そして男性陣はどんな年上のおじ様でも、
女性の私に向かって「Ciao!」とウィンクしてくれる(笑)
えぇ、さすがイタリアですよ。

もちろん食べ物も美味しいし、イタリア大好きです。


rabbit* ロンドン仲間と、お仕事仲間たち

ロンドンで知り合った友人たちと、あらためて日本で集まることが多かった。
また日本で再会できることに心から感謝。


浅草観光と、足立区花火大会。



マンダリンオリエンタルでAfternoon Tea♪



Birthdayには我が家に集まってくれて、みんなでたこ焼きパーティー!

ロンドンでよく飲んだPimm'sというリキュールを持参してくれました。



英会話スクールの仕事では、担当した小1の女の子がスピーチコンテスト優勝♪



テーマパークのバイトの可愛い女子大生たちと丸の内デートしたり。


とにかくよく食べ、よく飲み、よく遊びました!
出歩く機会が格段に増えたのも、体調が良い証拠。
稼ぎが少ないくせに、しょっちゅう出歩いてます!笑

(どうでもいいけど、アメブロの記事編集画面変わったんですねー。
 画像UPってこんなにややこしかったっけ?めちゃ時間かかった…)

そして年末には、毎年恒例の、あの行事。
Dolly的にアレがないと年が越せない大イベント。

そう、福山ライブに行ってきたレポはまた後日ー!
あー、久しぶりにちゃんとした休みがとれました~。
最近お仕事イソガシイ…。でもがんばる。

さて、今さらながら2013年を振りかえる第2弾です。


英語から離れた幼児教室の仕事に疑問を感じ始めた頃、
2013年の年末から年始にかけてロンドンに旅行し、
人生の選択というか、岐路というか、
「どうする!私!?」的な出来事がありました。

ロンドン在住の知り合いで、むこうでお仕事してる方がいるのですが
その方が、こっちで一緒に働かないかと声をかけてくださったのです。

もちろん、それはもうありえないぐらい魅力的でした。

なんたって就労ビザの取得が世界一むずかしいと言っても
過言ではないであろうイギリスで働きたいなんて、
口で言ってはいるけど夢のような話。

わたしにとって、半分くらいは本当に「夢」だと思ってました。
現実味がない、というか。

それを、あるいくつかの条件を満たせば、
実現させられるかもしれない、というお誘いでした。

その話を受け、私は悩みました。

ロンドンのパブでビール飲みまくった頭でではありますが、
必死にフル回転していろんなことを考えました。

でも…

残念ながら、その条件は、どんなに考えても
私には受け入れられない内容だったので、
泣く泣く、本当に泣く泣く、お断りしました‥

ロンドンで暮らす。
ロンドンで働く。

「夢」が、手を伸ばせば届きそうなところまで来たのに、
自分から手を放してしまったような感覚。

でも、いろいろ考えてそのお誘いを断ったからこそ。
もうひとつの出会いもありました。

それは、今わたしが働いている某テーマパークが、
なんと2015年にロンドンにもOPENするという告知ポスター。

もう、本能的に「あ、これだ!」って思って。

日本に帰ってすぐ上司に相談し、幼児教室を辞め、
テーマパークの仕事一本に絞ることに決めました。

もちろんロンドンに行ける保証があるわけではないけど、
いやむしろそんな前例はないからかなり厳しいけど、
とりあえずチャレンジだけでもしてみたい!と思いました。


某テーマパーク、と名前を出せないのがもどかしいですが、
私が働く職場はこどもたちにお仕事体験をしてもらう場所。

本物の街のようにいくつもお店や建物があって、
警察官や消防士、ファッションモデルやテレビ局スタッフ、
パン職人にピザ屋さんなどなどいろんなお仕事を教えます。

基本はもちろん日本語なんですが、世界各地にも存在するので、
あいさつなどはすべて英語。
週に数回は、すべて英語でアクティビティを行うこともあります。
(もちろん来るのは日本の子どもたちです)

スタッフの中にはこどもや接客は大好きだけど、
英語はどうしても苦手…という人もいる。
逆に、英語はペラペラだけど、エンターテイメントに向かない人も。

私は、こどもたちを楽しませるアクティビティを、
All Englishでできるスタッフになりたい。
…そう思ったのです。

そうやって東京で働いていた経験を活かせば、
いつかロンドンにも繋がるんじゃないかなって。
可能性は低いけど、ゼロではないんじゃないかなって。


ロンドンのあの夜、あの方のオファーを断ったからこそ、
出会えた新しい可能性。

だからこそ、チャレンジしてみようと思えたのだと思う。
そう考えれば、断ったことも、お誘いを受けたことも、
すべては無駄なんかじゃなくここに繋がっていたんだ。

そんなこんなで、今月3月中に幼児教室を正式に辞めて、
4月から週5日でテーマパークの仕事に専念します!
今月は引継ぎ月間で、だからめっちゃ忙しいんです。
でも自分の夢のためだから、頑張る!

体力的に不安もあるけど、とりあえず一歩踏み出してみます!
2013年を振り返って、さらに2014年の夢について
熱く語ろうと思っていたところ。。。

ほんのちょっとだけ、立ち止まり気味なココロの様子も
隠さずにアップしておこうと思うので記します。


6年半にわたって支えていただいた主治医との
最後の診察を終えた、と書きました。

実は来月から仕事関係でも動きがあり、忙しくなる予定なので、
主治医本人は「もうちょっと診た方がいい気がするけど…」と
少し心配そうにしていたのを、私自身が、自分で決めました。

「いや、たぶん、私もう大丈夫です!卒業します!」

そう言い切ると、主治医も笑って、
「…やるじゃん眉毛付きの顔キラキラ」と言ってくれました。

そんなこんなで、そのときの私の中では迷いはなかったのですが、
6年半を思い返して手紙を書いたからか、
はたまた久々に昔のブログなんかも読んでみたからか、
言葉では言い表せないくらいの喪失感に襲われました。

両親に打ち明けられなかった時期や、
旦那様に相談できなかった時期。
会社の先輩や友人には聞いてもらいにくいことなんかも
なーんでも主治医には話してきた。

診察中に泣いてしまったことも何度かある。
元旦那に直接会って、主治医から説明してもらったことも。

それくらい信頼して、時には依存して、
最近では2ヶ月に一度近況報告をするだけではあったけど
とってもとっても心の支えになっていた存在。。。

「主治医」という存在。

当たり前だけど、「友達」ではないんですよね。
病気が治って通院しなくなれば、
今後の人生でもう関わることはないんですよね。

特にうちの主治医、定期的に病院変わってるし、
たとえば1年後くらいにまた調子悪くなったりしたとしても
もうどっかに移っちゃってる可能性だってあるわけで。

なんか、そう考えたら、すっごく不思議な存在で。

6年半もの間、あんなにプライベートなことを話してきた相手が、
これからもう一切話をすることがなくなる、なんて。
自分で決めておいて、いまさらながらに驚いて。

なんか、なんていうか。
いやホント、なんなんだろう、この感じ。


患者やクライアントが主治医やカウンセラーに対して
「私のことを理解してくれてる」「私の力になってくれる」と
信頼・依存・憧れ・敬愛等の感情を抱き、時には恋をしてしまうという
状況が世の中には多いと聞きます。

いちばんつらい時に親身に話を聞いて、支えてくれるわけですから
精神科医に限らず、リハビリの療法士さんとか、
ちょっと違うけど美容師さんとかにも起こりやすいと思う。
(プライベートなこといっぱい聞いてもらって、さらに自分の髪を
触ってもらって可愛くしてもらう、という意味で)

いわゆる、「陽性転移」というやつですね。

わたしの場合は、6年半の中でそういう感情はありませんでした。
もちろん旦那様のことが心の底から大好きだったし、
離婚してからも、どちらかというといっぱいいっぱいで、
そんな感情を持つ余裕もなかった気がする。

だからこそ、晴れ晴れとした気持ちで「卒業する!!」なんて
言い放って笑顔でお礼を伝えて帰ってきたのですが。

まさか、こんな今ごろになって、
もう主治医と会えないことがこんなに悲しいなんて。

自分で、自分の気持ちに驚いています。。。


まぁ一時の感情だろうし、
どう考えても「恋愛感情」とは違う。

ただ、「主治医」っていう存在がすごく不思議なものなんだな、って、
家族でも友人でもなければ、恩師のように同窓会に呼ぶ存在でもない。

ある限られた期間だけの、「患者」と「治療者」の関係。
それ以上でも、それ以下でもないんだな、って。

本当に今さらながらに感じたのでした。


それでもきっと、私はこの主治医に出会えて本当に良かったのだと思う。
他のだれでもなく、この主治医で、よかった。
そう思える人に巡りあえて、元気になれて、よかった。

T先生、本当に本当に、

ありがとうございました!