青く青く澄み渡った空の前では
何もかもが美しく、優しい
太古の昔から人間は空を見て生きてきた
きっと私たちのDNAに組込まれてるんだ
空がこんなにも愛おしいと思う心
空を愛でる心が
鳥の群れ
煙突からもくもく出る煙
鉄柱
飛行船
遠くに見える工場
日常のなんてことない景色が
青い青い空を組み合わせれば、
それはもう奇跡みたいに美しい
青い空の前ではなんだって綺麗なんだ
全てがオールオッケーになってしまう
どんなに悲しい気持ちのときだって
明日は来るし、空は晴れて泣けるほど綺麗で
自分の気持ちと青く美しい空の
コントラストが強いほど、
空が青く青く見えるもの
いつもと同じ空のはずなのに
いつもと違う朝
青い空はいつも私たちの目の前にあって
私たちに癒しを与え、優しさをくれる
自分がもうどうしようもないくらいに
人生に失望していたときに目にした
人生の大半を日影で暮らしていた著名なピアニストの言葉
「辛いことがあっても、空でも見てたんたんと暮らせばいいのよ」
目の前が暗くて歩けなかった私の心に
そっと降りて来た魔法の言葉。
そう、人生はどんな状況であろうと、
時間だけは過ぎていく。
人生がとてつもなく、長い道のりに感じて
この先どうやって過ごしていけばいいのか
若い私にはまったく分からなかった。
むしろいま自分が存在していること自体が
不安要因で、そこにいるのが苦しかった。
だけど、楽しかろうが、苦しかろうが、
なにかやってもも、やらなくても
時間だけは過ぎていくのだ。
そして、終わりを迎える。
生きることがとても重いことに思えた
当時の私にとっては、救いの言葉だった
生きようと思った。
空はとてつもなく美しかった
空をみて、
毎日を愛おしいと思い
優しさをもらって
日々を生きる
青い空は
私の愛おしい人生とともにある
空がそこにあってよかった