こんにちは。

 

現役を引退してやっと自分の時間が自由に使えるようになりましたので、女房と二人で昔懐かしい “小倉祇園太鼓” を、昨日、観て来ました。

 

夫婦ともに北九州小倉の出身ですからよく知っているものの、しっかり見たことはないので、この際堪能しようということになったものです。

自宅を午前11時に出て、帰宅が午後9時過ぎになるという強行軍でした。

しかも、台風5号の影響で時折雨と風が激しくなるという悪天候の中をです。

 

先ずは腹ごしらえで、「お多幸」 で昼食をいただきました。

小倉では有名な “おでん屋” さんです。

味は関東風でちょっと濃い感じです。

 

 

里芋がおいしいとの評判です。

私にとっては 「煮物」 は奄美のターマンの方が粘っこくて、より美味しいと思っています。

ただし、福岡では手に入らないので残念です。

「お多幸」 も何年振りかしら、女房と結婚した頃に訪れた記憶があります。

 

そして、祭りの奉納先である祇園神を祭ってある “八坂神社” にお参りしました。

 

 

この神社の周縁も再開発されてビルが新しくなりました。

昔は地方百貨店の 「玉屋」 や 「ダイエー」 などもありましたが、今は面影もありません。

 

 

午後3時から小倉城横の大手門広場で 「競演大会」 があります。

それこそ50年程前などは会場の桟敷席には一般人は入れないような雰囲気でしたが、昨日は当日券に余裕があり、早速二人分を購入しました。

外国の観光客も見学しています。

 

 

 

多くの和太鼓が二拍子であるのに対して、小倉祇園太鼓は三拍子なのです。

しかも、歩きながらの両面打ちです。

 

お囃子は

 小倉名物太鼓の祇園

 太鼓打ち出せ元気出せ

 ア、ヤッサヤレヤレヤレ

と叫びながら街を練り歩きます。

 

400年も続いているお祭りですから、昔はどんな町内でも太鼓をたたいていました。

私も小学生の頃に町内の練習に出た記憶があります。

今は保存会を中心に100基位でしょうか。

 

強行軍で足を腫らした女房も文句を言うのを我慢して最後まで付き合ってくれました。

小倉で育った者のルーツかも知れません。

「太鼓があるから、小倉たい!」

を堪能した一日でした。

 

 

令和元年7月21日   ドリス経営教室 西村