今日は啓蟄。
春の訪れはうれしいものの、虫たちまで目を覚ましてしまうのはいささか困ったものです。
虫は大の苦手です。
ですが、装飾的モチーフ、文学的モチーフとしての虫は好きです。
とりわけ美しいと思うのは「蜘蛛」。
今ではほとんど使わなくなりましたが、かつては蜘蛛モチーフのアクセサリーなどを愛用していました。
蜘蛛のネックレス。
黒い服ばかり着ているわたしの胸元に、光と毒を与えてくれます。
ピアスや指輪もいくつかあるのですが…
蜘蛛の形のアクセサリーの欠点は、やはり「脚」の造形です。
ピアスの「脚」は長い髪にとてもよく絡まりますし、指輪の「脚」はちょっとしたものに引っかかって、すぐに折れてしまいます。
泣く泣く愛蜘蛛を葬ること数多。
こちらは「OZZ CROCE」の蜘蛛の巣カットソー。
気に入ったものは、色違いで揃えたくなる性分です。
スキニーパンツと超ハイヒールでクールに。
もはや、ライブかハロウィンでしか着なくなってしまいましたが、それでも大好きなお洋服たちです。
美しい蜘蛛は、本の中にもしばしば登場しますね。
大好きなのは、京極夏彦さんの「絡新婦(じょろうぐも)の理」。
哀しくも美しい蜘蛛の惨劇…
とりわけ、印象的な導入部は何度も読み返してしまいます。
そして桜の季節になると、言いたくなるのです。
「あなたが蜘蛛だったのですね」と。
音楽では、hideちゃんの「ピンクスパイダー」は勿論のこと…
何と言っても、PIERROTの「蜘蛛の意図」。
いつかまた、ライブで、この曲で頭を振りたいのです。(あと「*自主規制」も。)
そして、陰陽座の「土蜘蛛忌憚」。
おどろおどろしさと美しさが共存する、陰陽座の魅力が詰まった名曲です。
実際の蜘蛛さんにはご遠慮いただくとして…
久しぶりに並べてみた美しい蜘蛛モチーフたちを見て、ほくそ笑むわたしでした。

